
仕事の帰り、今日、生まれて初めて、札幌の地下鉄の「専用席」に座ってしまった。
44歳、私、健康体、罪悪感。
金曜日で仕事の疲れが溜まっていたのと、その後お酒を飲んでヘロヘロになっていたのとで、思わず目の前にあった空席に、「藁にもすがる思い」で着席。


札幌の地下鉄は、どんな時間帯でも、たとえラッシュ時でも、高齢者や妊婦さん、障害のある方専用の「専用席」が埋まっていることはほとんどない。
一般的な「優先席」という名前にせず、「専用席」としているので、重みが違うのもあって、混雑時、周囲に高齢者や妊婦さん、障害をお持ちの方など席を必要とする乗客が全くいない場合でも、そういう方が乗り込んできた場合に備えて常に空いている。


「専用席」に座る条件に該当しない人たちは、たとえ空席でも座ることはなく、空席の前に立ったまま。
これが札幌のすごいところだと、いつも思う。
首都圏ならきっとありえない。
私も今までは絶対に座らなかった。
なのに、今日、初めて座ってしまった。


もちろん周囲に該当者がいないこと、自分より若い人たちばっかりであることは確認し、対象となる方が乗り込んで来た場合には、すぐに立ち上がる覚悟ではあったものの、我ながら物凄い罪悪感。
でも、許して欲しいのは、働く女性は、日々男社会で闘って、気を遣ったり、凹んだり、とにかく疲れているのです。
特に金曜日は。


できることなら立っていたいけれど、時にはそれもできないくらいに。
わずかなひと時、着席してしまう高齢ではない女性がいても、その視点で、「きっとこの人疲れてるんだな~」と思って多めに見て欲しいものです。
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