東京で1ヶ月ぶりに再会したカオリちゃんと、カオリちゃんの大学時代の同級生で大親友のサトコちゃん。
サトコちゃんと会うのはこの日が初めてだったけれど、カオリちゃんからは何年も前から大親友のサトコちゃんの話を聞いていたし、フェイスブックでもつながっていたので、不思議なほど、まったく初めて会った気がしない。
カオリちゃんの旦那さんは我が家の夫ポールと同じイギリス人で、サトコちゃんの旦那さんはフランス人。
私より1回りも年下のふたりだけれど、育児と仕事を両立させているという意味では大先輩のふたり。
幼子を抱えて、日々の生活の中では、ソファーにゆったり座って音楽を聴きながらゆっくり過す時間も、本を読みながら半身浴する時間もないだろうのに、私が出張で東京に行くから会いたい、というと、会う時間を作ってくれたふたり。
キッズは理解のある旦那さまにお願い。
場所は、原宿・明治神宮前。
偶然にも、同じ赤いニットを着ていたふたり。
気が合うから趣味が同じなのか、趣味が同じだから気が合うのか。
親友、っていより、親友レベルをはるかに超越した大親友レベル。
楽しくて嬉しすぎるひとときの後、夜も更けてすっかり人影もまばらになった明治神宮前でタクシーに乗り込む私を見送ってくれたふたり。
「大親友」って、こういうことを言うんだな、本当にいいな。
人生の価値、っていうか意義って、これほど親しくなれる友人、なんでも語り合えて、いいところも悪いところもわかってくれて、それぞれの時を経て、それでも損得なしにお互いのことを大切に思える友人が何人いるか、ってことにつきるんじゃないかと思う。
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