今回のニュージーランド旅行は、航空券のみ手配。
滞在は友人のジョンの家で、観光もすべてジョンにお任せ。
私としては、親戚でもないのに、1週間も2人で泊まるなんて迷惑になるから、数日はホテルで・・・と思っていたけれど、ポールに言わせれば、友達というのは、たとえ家が狭くても当然ウェルカム。
事情はどうあれ、せっかく尋ねてきてくれた友人を、ホテルに泊まらせてはいけないものらしい。
それが友情、誠意ということか。
着いてみると、びっくり。
狭いどころか、まったく余裕。
ダイニング、リビングに、もうひとつ使われていない部屋が1階にあり、
広いバスルームが、1階と2階に2セット。
部屋も私たちが泊まるために空けてくれたものではなく、もともと空いているスペアルーム。
広い庭が、家の前と後ろにあって、みんなでバーベキューをしたり、
朝食は、毎日、庭で鳥の声を聞きながら。
移住してひと財産築いた、というわけでもなく、これが、まったく普通の家のレベルなのだとか。
大家族なみの部屋数に、「普段は2人だけで住んでるんだよね?!」と素朴な疑問。
こんなに部屋・・・、必要ないじゃん。
なんて優雅な、なんてゆったりとした生活なのかと、羨ましいといったらもう。
ジョンとキャロルは、私とポールが結婚したばかりのころに、一度、日本を訪れたことがある。
当時は、とても狭い2LDKのアパートに住んでいたから、2人を泊めたいのはヤマヤマだけれど、かえって窮屈な思いをさせてしまうと、私としては、泊めることに大きなためらいがあり、ポールに伝えたけれど、「狭くたって構わない、家に泊まってもらう」と譲らなかったポール。
泊める、泊めないで、喧嘩になった。
結局、スペアのベッドもなく、物置化しているような狭い部屋に無理やりスペースを作って、せんべい布団で2人に寝てもらったけれど、今でもそれで良かったのかどうか、と思う。
多分、滞在中、とっても辛かったのではなかったかと・・・。
ホテルに泊まってもらった方が良かったのではなかったかと・・・。
決して冷たいわけでも、心が狭いわけでもないけれど、余程のお金持ちでもない限り、日本の住宅事情では限界がある。
友達だからこそ、かえって窮屈な思いをさせてしまうのは避けたいわけで、それが本当に辛いところ。
私たちも、もしこんなに広い家に住むことができたなら、いつでも誰でもウェルカム。
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