NZ日記。モリンズビルのスローライフ

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年末のニュージーランド旅行。

滞在したのは、友人ジョン夫婦の住む北島にある、ガイドブックにも載っていない小さな町、モリンズビル。

人口6000人で、タクシー・サービスがなく、周辺のちょっと大きな街に出るバスは1日3本。

スーパーマーケットは2軒のみで、レストランは4~5軒。

とっても小さな街。

旅行前にネットで検索してみたところ、街の基本情報以外でヒットしたのは、英語の習得を目指す、ある男子学生さんの、ホームステイ先がモリンズビルに決まって情報収集しようと試みたけれど、あまりの情報量の少なさに、「モリンズビルについて誰か教えてください」という切実なもの。

物凄い田舎なのかと思っていたけれど、行ってみてわかったのは、とても小さいけれど、住んでみたくなるような素敵な街だということ。

住宅街は、1軒1軒のスペースがゆったりと広く、広いスペースゆえに1階建ての豪華でオシャレな家々が立ち並び、庭も綺麗に手入れされていて、生活のゆとり、豊かさがうかがえる。

北海道で言うなら、街全体がニセコひらふ泉郷のような雰囲気。

時間がゆったりと流れていて、人々が心から生活を楽しんでいるイメージ。

街の人たちもとっても穏やかでフレンドリー。

ポールもとっても気に入って、将来的には「移住もありかも」くらいのレベルで考えている様子。

唯一の難点は仕事。

田舎なだけに仕事は限られる。

友人ジョンの仕事はエンジニア。

職場までは、車で片道約2時間、時速100㎞で毎日通う。

往復4時間なんて考えられないと思って聞いたみたけれど、本人曰く、「まったく苦にならない」とのこと。

確かに雄大な景色の中で信号もなく、動物も人間も出てこないような、まさに車のコマーシャルに出てくるような、理想的な緩やかなカーブありの、基本まっすぐな道が延々と続く。

「自然の中を音楽を聴きながら車で走るのは、むしろ爽快、快適な空間」、とジョンは言う。

自然に囲まれた生活には憧れるけれど、不便さが付きまとう。

仕事がなくても生活できるなら何よりだけど、普通は、「先立つもの」がなければ、生活そのもの、「スローライフ」そのものが楽しめないわけで・・・。

そのためには1日往復4時間のドライブが必要。

だけど普通は、1日4時間もあれば、他にいろんなことができちゃうわけで。

・・・ということはつまり、スローなのかスローじゃないのか、時間の概念を含めて、いろいろ考えさせれたニュージーランド・モリンズビル・ライフ。

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