今日は週に一度の英語通訳のレッスンの日。
前日の飲み会も早めに切り上げて勉強。
2013年の秋に初めて以来、週末のレッスンのことが常に頭を離れることがない。
以前、あんなに心待ちにしていた金曜日の夜は、いまやレッスン前日の一番緊張感のある辛い日。
こんなに毎日一生懸命、英語の勉強をしているのは浪人時代以来。
理由は、先生がとにかく厳しいから。
ひとりずつ名前を呼ばれて、前に出て、先生と10人以上の他の生徒さんの前で通訳をする。
ちょっとでも間違えたり、発音が悪かったりすると、容赦なくビシビシ指導が入る。
「はい、みんな、○○さんを見て!みんなでプレッシャーをかけましょう!」、と先生。
そんなレッスンだから、毎回、お腹を壊すし、レッスンに向う地下鉄の中は、冷や汗をかいてる自分を想像して最悪の気分。
だけど、今日は実は行く前から、いつもと違ってかなり気楽な気持ちだった。
なぜなら、先生がいつもの厳しい先生ではなく、優しいネイティブのゲスト講師だから。
レッスンも賑やかで楽しくて、まったくのストレス・フリー。
・・・でも、違う。
私がわざわざ土曜日の朝にレッスンに通ってるのは、こういう楽しさを求めてるからじゃない。
こんなにストレスのないレッスンなら、必要ないから通わない。
いつものあの厳しい先生の、胃がキリキリするようなレッスンが、とても辛くて嫌だけど、自分には必要なのだ、と気がついた。
落ち込んだり、傷ついたり、自分のできなさを嘆いたり・・・、心の痛みを感じなければ努力は生まれない。
つらくても、苦しくても、なんとか頑張って、乗り越えたい、乗り越えてみせる、という気持ちがなければ、成長にはつながらない。
アメリカのTEDトークで、健康心理学者による「ストレス」についてのとっても興味深いプレゼン「ストレスとどうやって友達になるか」があった。
ストレスは身体や健康にとってよくないというのはウソ!で、要はストレスの捉え方、考え方、付き合い方次第だということ。
ストレスが多い仕事と少ない仕事、どちらがいいか?との質問に対しての心理学者の回答が素晴らしい。
「確実に言えるのは、健康の側面から見ても『人生に意味を求め、よくなろうと願い、行動を続けること』は、イヤなことを避けて通り続ける人生よりも良い、ということ。人生に意味を見つけ、夢を追う、ワクワクする気持ちに従って人生を選択していくこと、そしてどんなストレスを感じたときも「自分ならできる」と信じることが鍵」。
とかく悪者にされがちな「ストレス」だけど、捉え方次第では、「ストレス」こそが成長のチャンス。
厳しい先生とのレッスンが、私の英語が変わるチャンス。
あの楽しかった金曜の夜、何もしないでただひたすらぼんやりテレビを見てのんびり過してた土曜日の朝が心から懐かしいけれど、今年も頑張って通訳レッスンに通い続けようと思う。
ちょっと遅いけど、新年の誓い。
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