先日、電話で母と話をしていて、「女性も強くならないとね・・・」と、そんな話になった。
私たち娘は3姉妹。
みんな性格が違うけれど、共通してるのは、「強さ」。
子供の頃は姉妹で喧嘩ばっかりしてたし、悪さをしたら親にこっぴどく叱られて育てられてきたから、精神的にも肉体的にも、かなり「丈夫」に鍛えられた。
オトナになってお互いの話を聞いてると、「ひぃーーーっ、そこまで相手に言っちゃっていいの?!」と姉妹ながら驚愕。
そんな逞しい私たち3姉妹の母曰く、「お母さんも相当強かったよ!普段はヘラヘラしてるけど、言う時は常にびしっと言ってきた。特に一番偉そうにしてる人にはね」。
続けて、「その後は、もちろん関係はぎくしゃくするけど、状況は必ず改善するから、自分が正しいと思ったら絶対我慢しなかった」。
さすが、母。
そんな話、娘の私も初めて聞いたけれど、母のDNAを受け継いでると確信。
ただひとつ気をつけなくちゃならないのは、「正しい(と思う)ことを言うときの言い方」。
教訓となるのは、昨年亡くなった吉野弘さんが姪夫婦の結婚式に書き送った詩「祝婚歌」。
「正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい」。
なかなか真似はできないけれど、素晴らしい心の在り方だと思う。
この「祝婚歌」、望ましい夫婦の心の在り方の詩だけれど、人間関係全般に言えるのです。
「互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい」。
ポールと私との夫婦関係で言うなら、共感するのは、
「二人のうち どちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい」。
話が脱線したけれど、言いたかったのは、「正しいことを言う」のは大切だけど、その「言い方」に気をつけることも同じく大切だということ。
母との会話から、自分への戒めとして。
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