運転免許は持っているけれど、完全なペーパードライバーで車を運転できないので、バブーを連れて市内の実家に遊びに行く時は、ポールがいなければタクシーを使うしかない。
小さい頃からそうなので、バブーはタクシーの中でも慌てず騒がず、非常に落ち着いていて、私の腕の中でじっと静かにしてる。
行きもそうだけど、帰りは特におとなしい。
実家で甥っ子たちといっぱい遊んで遊ばれて、お昼寝もできずに2日間過して帰って来るときは、疲れてぐったりになるから、タクシーに乗った数秒後には必ず腕の中でスヤスヤと眠り始める・・・。
昨日もそうだった。
まったく吼えることもなく、ただただ静かに眠るバブーに、タクシーの運転手さんが、
「いや~、本当におとなしいわんちゃんですね。
いることを忘れてしまいますね」、
と感心しきり。
運転手さんによると、中には乗った時から降りる時までずっと吼え続けるわんちゃんもいるそうで、こんなに静かな犬はほとんど見たことがない、とのこと。
こんな風に、バブーを連れてタクシーに乗ると、必ずと言っていいほど、「おとなしい」と褒めてもらえるのが飼い主としては嬉しいけれど、本当におとなしいわけでも、躾が良かったから・・・というわけでもまったくなく、思えば赤ちゃんの頃に初めてタクシーに乗った時から吼えなかったから、生まれ持った性格的なもの。
本当はわがままで、家の中では結構うるさく吼えることもあるけれど、外では静か。
他人や他犬に迷惑をかけない、嫌われない、という意味では、それがベスト。
外では「おとなしいわんちゃん」でいてくれて本当に良かった。
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