静かな職場

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ここ数年、本当に職場が静かになったな~、と感じる。

特に今日は、大型連休の前ということもあって、ほとんど来客もなく、電話も鳴らず、とにかく静かで、人はたくさんいるのに、朝から晩まで「静寂」そのもの。

自分の職場だけじゃなくて、他のフロアに行っても同じ。

周囲を気にして会話は自然と控えがちになり、ちょっとした雑談も憚かられる。

そんな状況は多分どこの会社も同じはず、と思ってネットで調べてみたところ、読売オンラインに、「静か過ぎる職場、逆に不快?」というタイトルの、少し前の記事があった。

OA機器が進歩し、電子メールが広まったことによって、多くの職場が静かになり、「職場の静寂は多くのオフィスに共通する悩み」なのだそう。

「悩む」ほどではないけれど、もう少し「音」があってもいい、とは思う。

「有線放送大手「USEN」(同)が昨年、20~50代の働く男女400人に行った調査では、53%が「静か過ぎる職場は居心地が悪い」と回答した」、とのこと。

その通りで、あまりに静か過ぎると、逆に仕事に集中できないし、ちょっとした会話も憚られて、なんとなく「居心地が悪い」もの。

そんなわけで、「オフィスに、気にならない程度の音を流す試みが広がりつつある」のだそうだ。

「職場のコミュニケーションを高め、アイデアを生む上で雑談は重要。静か過ぎない環境になって話がしやすくなった」など、心地のよいBGMを職場に流すことが、仕事の効率アップに効果が出ているとある。

私が社会人になった約20年前は、職場というものはそれはそれはうるさくてにぎやかだった。

大声で怒鳴ったり、しゃべったりする社員もたくさんいたし、メールなんていう便利なものがなかったから、常に電話がじゃんじゃん鳴りまくってたものだ。

何より、コピー機とかFAXとかOA機器もガッチャンガッチャン、相当な騒音を発してた。

それがいまや、この静けさ。

職場に適度な「音」が求められうようになった動きの背景には、「職場内の交流の重要性が見直されてきたことがある」と記事にあって、思わず大きく頷いてしまった。

オフィスはあくまでも仕事の場だから、過度な雑談は必要ないけれど、気楽な交流という意味での適度な雑談は必要だと思う。

今までは、「音」といえば、騒音対策だったけれど、静か過ぎて雑談もできないからと、「音を出す」ことが求められる時代がこようとは。

なんだか不思議な時代になったもの。

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