大型犬の襲撃事件に思う

人気ブログランキングに参加中♪

大きなニュースになっている今回の札幌の大型犬の襲撃事件で思い出すことがある。

私も今までに一度だけ、小型犬が他の犬に怯えて逃走する現場にいたことがある。

場所は月寒公園。

バブーがまだ2、3歳だった頃のこと。

朝、いつものようにお友達のお散歩わんこたちと集まって飼い主同士が談笑していた。

そこに、可愛いキャバリアの赤ちゃんと飼い主さんがやってきた。

初めて連れてきた日で、キャバリアの赤ちゃんはみんなのアイドルに。

それが嬉しかったのか、飼い主さんは少しの間、リードから手を離して自由に遊ばせていた。

確か生後6ヶ月くらいだったと思う。

そこに中型犬と飼い主さんが現れた。

いつもの公園でよく会うおなじみのわんこと飼い主さん。

するとなぜかその中型犬をキャバリアのわんこが怖がって、いきなり逃走してしまった。

中型犬はリードでしっかりつながれていたし、性格もおとなしく、襲い掛かったわけでもないのに。

すぐに飼い主さんが追いかけたので、追いついて捕まえられると思ったけれど、キャバリアの赤ちゃんはどんどん遠くに走って行ってしまった。

慌てたのは飼い主さんと、中型犬の飼い主さん。

もちろん私たちもびっくりしたけれど、あまりに急な出来事になすすべが無かった。

中型犬の飼い主さんは、自分の犬を木につなぎ、一緒に探しに行ってしまった。

私たちはどうしていいかわからず、「きっと、大丈夫だよね」と、後ろ髪を引かれる思いで別れ、それぞれの犬を連れて公園内を見回りながら帰宅した。

そのキャバリアの赤ちゃんが、かなり離れた大きな国道で交通事故で死んでいるのが見つかったらしい、と聞いたのはそれから数日経ってからのことだった。

かなり広くて大きな公園だから、途中で誰かが捕まえられそうだし、まさかあんなに遠くの国道にまで行っているとは思いもしなかった。

その後しばらく、その話は公園で話題となった。

中型犬と飼い主さんにはまったく非がない状況だった。

ただ普通に、いつものようにお散歩していただけなのに、小型犬が驚いて逃げ出してしまったのだから。

でも、きっとあの事件以来、中型犬の飼い主さんは罪悪感に苛まれていると思う、きっと今も。

その後、今回の豊平区の事件で、犯人が名乗り出てきたという話はまだ聞こえてこない中、ここ数日、いろいろ考えさせられている。

読んでいただけたら、

人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。

ついでに、わんこ好きの方は、

にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!

コメント

タイトルとURLをコピーしました