植松努さんという方をご存知でしょうか?
北海道の赤平(あかびら)という小さな街にある「植松電機」という会社の専務さん。
その方の「TED×Sapporo」(2014年7月)のプレゼンが素晴らしいのです。
世界を感動させた町工場のおっちゃんのスピーチとして、フェイスブックでも拡散されていたので見た方も多いと思うけれど、まだ見てない方は是非。
今日の通訳学校のレッスンは、このビデオを使っての同時通訳。
作業服姿でニコニコと、頭を掻き掻き照れながら現れた気の良さそうなおじさん。
途中で思わず話しに聞き入ってしまって、通訳を忘れてしまうほど感動。
もし、このスピーチ(←プレゼンの書き起こしはコチラ)の通訳をやるようなことがあったなら、途中で泣いて通訳ができなくなってしまいそうな、涙腺のもろい通訳者には無理な感動もの。
植松さんが子供の頃、大人から言われ続けてきた、「どうせ無理」という言葉について、「人の可能性をつぶしてしまう、でも簡単に楽になれる、だからこそさらに恐ろしい言葉。「どうせ無理」という人がいたら、「こういう方法はどう?」と一言声をかけるだけで、世界は変わる」、と説く。
「人生はぶっつけ本番だから失敗して当たり前」、と挑戦を促し、「人は失敗すると、心の中は、もう苦しいとか、辛いとか、申し訳ないとか、悔しいとか、悲しいとか、恥ずかしいがもうぐるぐるして大変なことになってる、だけど、その、グルングルンしてる最中は、
「ただいま、成長中!」って言えばいいんです、そしたらプリっと一皮むけるんです」、と植松さんは言う。
できない理由を探すのではなく、できる理由を考える。
シンプルだけど、とっても考えさせられるスピーチ。
小さいお子さんをお持ちの方や、教育に携わっている方には是非、見てもらいたいです。
そして、私自身も、通訳をするたびに、心の中がグルングルンになるけれど、「ただいま成長中!」って考えることにします。
そして、明日は英検1級の一次試験。
「どうせ無理」だと諦めそうになる弱気な自分を捨てて、強気でトライ。
試験直前に、スピーチで勇気と元気をもらいました。
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