やっぱり・・・

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今朝の新聞に、女優・川島なお美さんの訃報が掲載されていた。

驚いた、というより、やっぱり・・・、と思った。

先日、メディアで報じられていた川島さんの写真は、異常なほどに痩せていた。

痩せているなんてものじゃない、筋張った首や肩、骨が浮き出た腕は、痛々しすぎて見るのも辛いほどだった。

体調を心配する記者の質問に、笑顔で「元気ですよ」と答えていたけれど、その姿は明らかに「元気」ではなく、きっともう長くないだろうな・・・と思った。

そして、本当にそのとおりになってしまった。

川島なおみさんといえば、バブル時代を思い出す。

女子大生がもてはやされていた時代。

その美貌で男性には大人気だったけれど、完璧で高飛車な女性というイメージが同性にはあまり好感をもたれていなかったように思う。

「高飛車」というのは、周囲が勝手に作り上げたイメージだと思うけれど、「完璧な女性」というのは、おそらく本人が最も目指していたものであり、「抗がん剤」治療を拒否していたという姿勢にうかがえる。

「女優と恋とワインに生きた人生だった」、と記事にあった。

死の直前まで、綺麗なドレスを着て、艶やかな長い黒髪を綺麗にカールし、ラメが入ったキラキラのメイクをして、インタビューに応じていた。

死後、繰り返し放送される映像は、その時のもので、決して、病衣をまとって病院の窓から手を振るものではなかった。

それが、本人の希望だったのだろう。

今は死語になっているけれど、バブルの頃は、女性を送り迎えする足になる「アッシー君」、ご飯を奢るだけの「メッシー君」、などという言葉が使われていた時代で、美しくレベルの高い女性は、男性よりも強かった。

「私の血はワインでできている」というのは有名だけれど、もうひとつ有名なのが、「私は女性の年齢をダイヤモンドにたとえて48歳なら48キャラットと表現しているの。40キャラットより50キャラットのほうが輝きが増すのよ」。

60キャラットの川島なお美さんも見たかった。

バブル時代を生きてきて、「完璧であること」を貫いた強い女性の壮絶な最期。

愛犬家としても有名だった。

余命1年と宣告されてから、どんな気持ちで日々を過ごしていたのだろうと思うと、悲しくなって涙が出た。

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コメント

  1. 愛犬シナモンちゃんは一足先、今年1月に虹の橋を渡ったそうです。また天国でちゃんと巡り合ってくれるといいですが、涙が止まりませんでした……(T_T)

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