耳のお話し

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女性の「たしなみ」として、ブログに書くのはいかがなものかと思うのですが、先日の驚きの体験を。

子供の頃は、母親の膝の上でウトウトしながら耳掃除をしてもらっていた、という経験はあると思いますが、大人になってからの耳掃除、どうしていますか?

私は、朝のシャワーと夜のお風呂の後に、毎日必ず、綿棒でキレイに掃除をしているつもりだったのですが・・・。

この綿棒耳掃除・・・、問題大ありなのです。

先日の耳鼻科受診の際に、聴力が悪化していることを伝え、診てもらったところ、先生が左耳をライトで覗いて、「あ~、ブロックされてるな・・・」と。

そして、専用の器具を使って、耳の奥に詰まっていたものを取り出してくれたのです。

先生の説明によると、「綿棒で耳掃除をしている人は、こんな風に耳を詰まらせることがよくある」と。

「綿棒で耳掃除なんて必要ない。何もしなくていい。どうしてもしたい時だけ、月に2回くらい、耳の奥の方じゃなくて、外の方を軽くなぞる程度で十分」とのこと。

驚いたのは、先生が処置をしてくれたその後。

「聞こえ」が全然違う!!!

たとえるなら、トンネルを抜けて視界がぱーっと開けた時、あるいは、ワインのコルク栓がスポッと抜けた時のような爽快感。

そして、音という音がすべて、ものすごくよく聞こえるのです。

バブーが床をカチャカチャ歩く音も、異常に大きく聞こえて本当にびっくり。

外を歩くとトラックの音が轟音に聞こえ、職場でも、紙の擦れる音や、コピー機などの事務機器の音、今までは気にならなかったような音が、気に障るほど大きく感じる。

電話も、声が大きい人が相手だと、受話器に耳をつけていられないほど聞こえ過ぎ。

耳のトラブルを抱えたこともなかったし、耳鼻科で耳掃除など考えたこともなかったけれど、専門医は違います。

最近、ちょっと聞こえが悪くなってると感じている方や、綿棒で毎日のように掃除している、という人は、念のため耳鼻科で診てもらってみてください。

ほんの数秒の処置で、驚きの結果が出るかもしれません。

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