使命感と徒労感のハザマ

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自分はつくづく「組織」に向いていない人間だと思う。

仕事をしていると、自分の欠点に向き合わなければならない時、自分の欠点を自覚せざるを得ないことがよくある。

特に最近、この自分の欠点に悩まされている。

自分が一生懸命考えて、悩み抜いたあげくに提案した企画内容には絶対の自信がある。

ちゃんと説明もできるし、納得してもらえると思っている。

だけど、時に、自分が何より重視すべきだと思っている価値観や視点を、そもそも共有できない、ということがある。

そんな時は、どうしても自分を抑えられず感情的になる。

そして、話しても通じない相手だとわかってしまうと、仕事の「使命感」を上回る「徒労感」、諦めが湧き出てきてしまう。

一生懸命になればなるほど空回りして、「使命感」に燃えれば燃えるほど、「徒労感」に襲われる。

自分には、「周囲の意見に耳を傾けて、あくまでも忍耐強く、寛容な気持ちで丁寧に物事を進展させなければならない」、という、組織に属する人間としての幅がない、欠けているということに否応なく気づかされる。

それが辛い。

仕事帰り、「自分は他己的なつもりでいたけれど、利己的と捉えられているのだろうか」と、ここ数年、毎日常に重~い気持ちで家路につく。

だけど、最終的にはやっぱり、「使命感」が勝ってくる。

アプローチの仕方が違うだけで、何か斬新な攻略の切り口を考えなければと、むくむくと別な気力が湧いてくる。

丁寧に、とにかく丁寧に再構築しなければ、と改めて思ったりもする。

欠点を補うべく、「使命感」と「徒労感」のハザマで悩む、悩みまくる。

一生懸命だからこそ、真剣だからこそ、衝突したり、ぶつかることは当然ある。

結果として、うまくいかなくてもいい。

うまくいかなくても、努力の過程で、数多くの経験や知識が得られるのは間違いない。

「一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。」(武田信玄)

「使命感」と「徒労感」のハザマで漂い、「組織には不向き」と思っている自分自身が組織人として、いい方向に変化できれば前進。

そうありたいもの。

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