2015年の通訳評価

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今日は2015年最後の通訳レッスンの日。

毎回緊張してお腹を壊しつつ、毎週土曜日のレッスンに休まずに通った。

そして、今年の「評価」が生徒に渡された。

この瞬間は、通信簿をもらう子供のようにドキドキする。

今年の評価は、日本語⇒英語通訳が50点中41点、英語⇒日本語通訳が50点中45点。

トータルで100点満点中86点は、なかなかの高評価で嬉しい驚きだった。

日本語⇒英語通訳の改善点は、「訳出の際に少々躊躇することがあり、単語選びに少し間違いがある」こと。

長所は、「発音が大変良い(大部分は)。とても自然な英語で、全体として上手い」、との評価。

英語⇒日本語の改善点は、「英語の言い回しにとらわれない、日本語として自然な訳出を心がけること」。

長所の欄には、「訳出率85~95%。プロ通訳者を目指していないのが残念」、とのコメントがあった。

いつもの厳しい先生からのコメントだ。

この最後のコメント見たとき、「私でもプロを目指すことができるの?!目指していいの?!」、と、万歳したくなるほど嬉しかった。

頑張って続けてきた甲斐があるというもの。

幸いなことに定職に就いているので、「プロ通訳者」を目指しているわけではないけれど、「異なる言語を話す人々の間の橋渡しをする仕事」は、やりがいのある素晴らしい仕事、と以前からずっと強い憧れがある。

とはいえ、プロになることなど夢のまた夢。

でも、より一層努力して頑張り続けたら、その「夢」が現実になる日がやがて来るかもしれないと思うと、嬉しいというより安堵した。

時代の移り変わりは早い。

今までと違って、会社に頼って生きることがリスクな時代になってきた。

思い出せば、今年だけでも、東芝、タカタ、旭化成、VWフォルクスワーゲンなどなど、名だたる一流企業の不祥事が相次いだ。

株価は暴落し、賠償金の額は桁違いになり、どの企業も存続の危機に瀕していると言える状態。

リストラ・給与削減・・・、どんな企業に勤めていようと安泰といえることはないのが今の時代。

さらにこの先、高齢化の激しい加速が、企業の大きな負担になることも目に見えている。

今は頭のどこかで「会社が定年まで面倒を見てくれる」と思って安心しきっているけれど、毎月、決まったお給料がもらえることが困難になること、思いがけず仕事の場が失われることがいつ何時わが身に起きるかもしれない。

そんな今の時代を生き抜くためには、会社員であろうがなんであろうが、何があっても生きていけるだけの個人の力をつけなければならないと日々思っている。

「英語」がようやく万一の時の、その力になりそうだと思えるようになってきた。

自分で稼いで生きていくための精神的な「保険」のようなもの。

1年の締めくくりに受け取った、お守りのような嬉しい「評価」だった。

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