人気ブログランキングに参加中♪先日、１００人規模のセミナーに参加した。
旬なテーマで行われたセミナーだけに、会場は後ろまでびっしり。
ちょうど会場の真ん中あたりの席が空いていたので、そこに座って約２時間、講師の話に聞き入った。
そして、セミナーが終わったところで、たまたま隣に座っていた妙齢の女性が、「せっかくお隣になったので、これも縁だと思いますから」と名刺交換を求めてくれた。
あまりに素敵な申し出に快く名刺交換をして、相手の女性が差し出してくれた名刺を見た瞬間、初めてのはずなのになぜか社名と名前に見覚えがある。
一瞬、あれっ？！もしかしてどこかで名刺交換したばかりなのでは？、と思った。
そして、次の瞬間、お互い気が付いた。
先々週に行ったセミナーで、あまりに運営の仕方に不手際が多かったため、私が怒って主催者にクレームのメールを送ったところ、その後すぐに、メールではなく電話で丁寧に謝罪をしてくれた女性だった。
思わず、「すみません。先日、メールを送ったクレーマーの○○です。ご丁寧にお電話をいただきまして・・・」と言うと、相手の女性も動揺しつつ、「そ、そうですよね。お名前を見て気が付きました。こうして偶然お会いして直接お話することができて良かったです」と言ってくれ、改めてその時の不手際について謝罪し事情を説明しててくれた。
とにかく真面目そうなしっかりした感じの女性で、こんなに一生懸命に頑張っている方に、なんというメールを送ってしまったんだろうとバツが悪く思うと同時に、この方なら、きっとしっかりクレームを受け止めて次回から必ず改善してくれるだろうと思ってほっとした。
１００人規模のセミナーで自由席。
なのに、たまたま隣りに座り、しかも、それだけでは普通は名刺交換などしないのに、隣に座ったのが縁だからと挨拶を交わした。
運命のいたずら、というほど大げさなものではないけれど、何か見えない力が、私たち二人を引き合わせてくれたような気がした。
相手の方は、私を見てクレームほど怖そうな人ではない、とほっとしたかどうかはわからないけれど、不思議な縁を感じ、お互い「これを機に、今後ともどうぞよろしくお願いします」とにこやかに別れた。
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