マンネリこそ

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大晦日のNHK紅白歌合戦の平均視聴率が出た。

「後半(第2部)が関東地区で39.2%(関西43.0%)で、後半は2部制となった1989年以降で最低となった」(
ビデオリサーチ。1月2日発表)のだそう。

番組関係者はきっとこの数字に満足できないと思うけれど、今の時代にこれだけの数字を取れるテレビ番組というのは本当に凄いと思う。

しっかり全部見たわけではないけれど、司会陣も素晴らしかったし、プログラムも良かった。

「V6」のイノッチの司会は安定感があって、女優の綾瀬はるかさんはとにかく美しくて輝いていた。

総合司会の黒柳徹子さんは年齢的にいろんな噂が出ていたのでちょっと心配だったけど難なくこなして、「さすが!」と唸るようなコメントが多かったし、強心臓と言われる有働アナの仕切りも見事で、綺麗な背中とセクシードレスにも目が奪われた。

そして何より、出場歌手のみなさん。

レベッカ、今井美樹、トリはマッチと聖子ちゃん・・・懐かしい、懐かしすぎる。

当時人気を博していた歌手たちが、今はすっかりいいおじさん、おばさんになってしまったけれど、それぞれいい歳の取り方してるな~、と感慨深かった。

社会人になってから20年以上も経つと、番組の見方も変わってくる。

以前はただ見るだけで好き勝手なことを言っていたけれど、これだけの人気番組を仕切るのはどれだけ大変なことなんだろう、と制作者・企画側に思いを馳せるようになる。

最近の新しい出場歌手のみなさんはひとりじゃなくて、複数、しかも5~6人じゃなくて、数十人という圧倒される単位。

歌手だけじゃなくて、セットも大がかりで、バックダンサーだけでも物凄い数になる。

ずらりと並ぶ審査員は、ひとりだけでも大騒ぎになるような超VIPばかり。

出場者も視聴者も老若男女・・・、そんな難しい番組を仕上げる苦労、番組として成功させるプレッシャー、大変さは想像もつかない。

この番組が放送されている裏側で、これまでどれほど多くの人たちの情熱と汗が流されてきたのだろう、とか、本番中はステージ裏で怒号が飛び交っているんだろうな、とか、終了後の打ち上げはきっと物凄く盛り上がったりするんだろうな、とか、そんなことを思いながら見ている。

これほどの企画、しかも生放送。

一部では時代錯誤の番組だといわれるNHKの「紅白歌合戦」だけれど、ハイヒールのリンゴさんが、「『大いなるマンネリこそが魅力』と力説。『もっと素直に評価すべき』と擁護する」という記事を読んだけれど、激しく同意。

素直に紅白すごい!

そんなことを思いながら「紅白」を観た後は、引き続き「ゆく年、くる年」を見て除夜の鐘を聞いた。

2010年の父の死後、ひとりで暮らす母の家にポールと私とバブーが遊びに行って、母の手作りの豪華料理を食べながらお酒を飲み、テレビを見ておしゃべり。

これが毎年の大晦日の過ごし方で今年も同じ。

大いなるマンネリの2015-2016年末年始。

女性雑誌の生年月日の占いによると、来年の私は「最も不安定な時期」で、「徹底的に流されて生きていれば、それほど運は悪くならない」らしいので、私にとっても「マンネリ」こそが、開運のキーワードの1年になりそう。

この歳になると、紅白じゃないけど、マンネリこその安定感・安心感はとっても大切なもの。

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