会社員で転勤族の父と専業主婦の母のもと、3姉妹の真ん中で育った。
その娘たちは3人とも、フルタイムのいわゆる「正社員」として働いている。
みんな共働き。
姉は仕事の都合で旦那さんと別居を余儀なくされているし、妹は2人の子供の育児をしながら仕事を続けている。
今、3人の中で一番、家庭と仕事の両立、という意味で恵まれているのは私。
自宅で仕事をしている夫と一緒に生活しているし、子供もいないうえ、夫のポールは家事に非常に協力的。
一番大変だと思うのは妹。
自分の時間などほとんどない。
育児と仕事を両立させているワーキング・ママは本当に尊敬に値する。
もちろん、おじいちゃんとおばあちゃん2人という周囲の全面的なサポートゆえ成り立っている生活だけれど、いつも「よくこんなに大変な生活を続けているな」と思う。
長期出張だってこなしてる。
そういう環境に慣れているせいか、4歳の姪っ子も、ママがいなくても泣きもせず、おじいちゃんやおばあちゃんがいれば、いつも通り元気。
長期出張が終わり、家族揃ってママを駅に迎えに行った時の姪っ子の最初の言葉は、
「ママ、おひさしぶり!」、
だったとか・・・。
凄い、もう自立してる。
私が子供の頃は、専業主婦の母親というのが大多数だったけれど、だんだんと働くママが当たり前の世の中になってきている。
育児と仕事の両立については、昨年11月、NHKの「おはよう日本」で紹介され、ネットで大きな反響を呼んだ”資生堂ショック”が記憶に新しい。
”資生堂ショック”というのは、女性が長く働き続けられるように各種の制度を整えてきた資生堂が、方針を転換し、具体的には「時短勤務制度を利用している女性社員にも、通常の社員と同じように、『遅番』のシフトや、接客ノルマを課す」というもの。
賛否両論いろんな意見が飛び交っていたけれど、一番なるほど、と思ったのは、あるサイトで見た意見。
「子育ては、夫婦二人でするもの。ママもパパも少しずつ負担を分けあおうという当たり前のようでなかなか出来なかったことを、企業が女性社員に対してパパや周囲の協力を仰ぐよう促したことで、ようやくその道筋が見え始めた気がします。
そして、パパが育児に参加するためには、パパの会社も育児に理解を示すことが大切。こうして、少しずつ子育てに対して社会全体が当事者意識を持つようになれば、もっと子どもに優しい社会になるのではないでしょうか」。
最近は、国会議員の育児休業取得問題が連日報じられている。
こちらも賛否両論。
いまだに「男性は仕事、女性は家庭」という性別役割分業が前提とされた社会のままの日本が、これからどう変わって行くのか、変わることができるのか、非常に興味深い。
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