

「三人寄れば文殊の知恵」という。
仕事でもプライベートでも、本当にその通りだと思う。
自分ひとりでは思い至らないけれど、他の人に聞くと、思わぬアイデアが出てきて助けられる場面が頻繁にある。
つい先日もそうだった。
来月我が家に滞在する予定の2組の夫婦をもてなすために、人数分の寝具が必要なのだけれど、今の我が家には来客用には1組分の寝具しかない。
さらにもう1組の夫婦に快適に過ごしてもらうには、と考えた時に、私の頭の中にはベッドをもうひとつ購入することしか思い浮かばなかった。


わずか数日の滞在のために、普段は使わないベッドを購入するのもどうかと思い迷う気持ちはあったけれど、将来的に空き部屋を有効利用して観光客に使ってもらってもいいし、甥っ子や姪っ子が遊びに来た時に泊まってもらえるし、と、なんとか理由をつけて、ベッドを買うしかないと思っていた。
そんな時、ふと周囲の人に、事情を説明してみた。
ある人は、「布団のレンタルがあるからそれを使ってみたら?」と提案してくれた。
ある人は、「うちのゲスト用布団を1組貸すよ」と申し出てくれた。
ある人は、「キャンプ用のエアーベッドがあるから、それを使ってみたらどう?」と提案してくれた。
どれも、私が思ってもいなかったことで、「そうか、そういう方法があったのか!」と思わず膝を打った。
なんでも言ってみるものだ、口に出して相談してみるものだ。


「三人寄れば文殊の知恵」ってこういうことなんだな~、とつくづく思った。
ただ、心の中でそう思っても、本来の意味が、「凡人であっても三人集まって考えれば、すばらしい知恵が出るものだというたとえ」ということからすると、「いずれも凡人」という前提があってのことで、仲間に言うならまだしも、目上の人や相手次第では大変失礼なことになってしまうので使い方には要注意。
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