

私という人間は、つくづく予約が苦手。
予約をするのが面倒くさいのではなくて、「未来を拘束される」ことが嫌い。
たとえば美容室にしても、多少待ってもいいから、行く気になった時に行きたい。
とはいえ、そんなわがままばかりは言っていられない。
誰もが必要な時に必要なことをしたいから、必要になるであろうその時に「できない」ことを避けるために、「予約」という作業が必要なわけで。
何をするにも予約が必要な世の中になった。
人気のレストランやホテル、美容室は、事前に予約をしておかないと、「行きたい」と思った時に行けない。
バブーのホテルやトリミングも、事前に予約をしておかないと、「お願いしたい」と思った時にお願いできない。


だから、すべて前もって、計画的に・・・。
それが必要なことだとわかっているのに、とにかく苦手。
一方で、予約の便利さもよくわかる。
人気のレストランで、後から来たのに長蛇の列をすり抜けて、「予約の○○です」と言って、席に通される時の快感はなんとも言えないものがある。
たった一本のメールや電話さえしておけば、無駄な待ち時間や徒労感から解放される。
なのに、「予約」はできるだけしたくない。
「予約」のメリットに気づいていながら、なぜに予約が嫌なのかを考えてみた。


理由はこうだ。
「予約した以上は、絶対に反故にしたくない」から。
簡単に「ごめんね~、行けなくなっちゃった~」、って、ドタキャンできる性格だったらいいけれど、約束した以上は最優先で必ず守る。
だけど、前もって予約すればするほど、後になってどうしても変更してもらわざるを得ないことがあり、変更してもらうのは余程のことであって、自分としてはかなり居心地が悪くなる。
迷惑をかけてしまった、と自己嫌悪に苛まれる。
それが嫌なのだ。
1ヵ月以上前に予約した予定は、諸々の都合で変更を余儀なくされることがよくある。
未来のことなどわからない。
日々状況は変わるのだ。


だから、未来を拘束されていると思うだけで、「絶対守らなければ」という思いが強いストレスになる。
楽しいはずの予定が、突然、憂鬱になる。
世の中には、スケジュール帳が空白だと不安になる人がいるというけれど、私の場合は、スケジュール超がいっぱいになると、がんじがらめにされているようで非常に苦痛。
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