飼い主と愛犬の深い絆

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先日、友人から、飼い主と愛犬の絆の強さを物語る話を聞いた。

数年前に末期ガンで亡くなった友人のお父さんと愛犬レトリバーの話。

お父さんが亡くなってからずっと悲しそうな様子だったというレトリバー。

それからしばらくたって、家族が遺品の整理中、遺品の中にわずかに残っていた抗がん剤を、家族が目を離した隙に、あろうことかレトリバーが袋を破って食べてしまい、その強い抗がん剤の影響でけいれんを引き起こし、お父さんの愛犬まで後を追うように死んでしまったとのこと。

犬を飼っている人ならわかると思うけれど、犬というのは、とにかく薬を嫌う。

我が家のバブーも、病気の時に薬を飲ませることが何より大変。

なんとか飲ませようと薬をパンに包んでも、チーズに包んでも、小さな錠剤だけを器用にペッと口から吐き出す。

だから、人間の抗がん剤を犬が飲むなんて普通は考えられない。

かかりつけの動物病院のお医者さんは、抗がん剤を飲んだのが犬の死因とわかって、「これは、犬の自殺ですね」、と言ったのだそう。

友人は、まだ若くて病気ひとつしていなかったレトリバーが後を追うように死んでしまったことに、心臓が止まりそうなほどショックを受けたそうだけれど、「父があちらで寂しくて、愛犬を連れて行ったのかなと思う。賢い犬で、人間の心を全て分かる子だったので、自分で決めたことだったのかな」、と。

当時8歳で、死ぬ3日くらい前から遺影に向かって何度も切ない声で吠えていたという。

飼い主と愛犬の深い絆のストーリーに思わず涙。

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