私は正直、かなり怒りっぽい。
さすがに今は出さないように気を付けているけれど、子供の頃から短気で、怒って「ちゃぶ台」をひっくり返すような、いわゆる「キレる」タイプ。
だから、私のことは絶対に怒らせない方がいい。
・・・というのが言いたかったわけではなく、そんな怒りっぽい私にとっては、神様のような人が、今、身近に存在する。
何があっても絶対に怒らない。
悪口を言ったり、文句を言っているのを聞いたことがない。
常に聞き役に徹し、何を言われても「えびす」顔。
どうしたら「怒らない」人間になれるのか、研究対象として、かなり注意深く、日ごろからウォッチを続けている。
「アドラー心理学では『怒り』は、『人と人を引き離す感情』であるため、持つべきではないものであり、怒ることは、相手を自分の思い通りにコントロールしようとする愚かな行為」だとしている。
その通り。
異議なし。
愚かな行為を続ける私は、これまでいったい何人を引き離してしまってきたことか。
そんな我が身を憂えば憂うほど、その研究対象としている人の人望は嫉妬というより称賛に値する。
一緒にいると、「ねぇ、どうしてここで怒らないのかな?!平気なの?!」と、また私が怒ることになる。
芸能界で怒らない人として有名なのは、タモリさんなのだそうだ。
確かに、怒っているのを見たことがないし、人望の高さは疑う余地がなさそう。
怒らないということが、すなわち人望につながるというわけではないけれど、「この人は絶対に怒らないという確信があれば、相手はどんな時でも自然体で接することができる」ことになり、「怒らない人」は良い人間関係を築くことができるのだそうだ。
なるほど納得。
「自分が正しいという考え方は、非合理的で、非真実で、嘘で、あり得ないこと」、と何かに書いてあった。
「『私は正しい、とは言えない。私は不完全だ。間違いだらけだ』ということが心に入ってしまうと、もうその人は二度と怒りません」、と何かで読んだ。
読んで思った。
無理だ。
一生、怒らない人には、ならない、なれない。
持って生まれた性格。
受け入れるしかない。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
コメント