春に想う

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急に暖かくなってきました。

日中は10度前後まで上がって、雪もがんがん解けてます。

そんな3月、そろそ下旬の今日。

通訳学校に行くために、自宅を出て地下鉄駅に行く途中、近所の幼稚園の前を通ると、卒園式が行われていました。

紺色のスーツを着たママたちと、可愛い子供たち。

私にも子供がいたら・・・、と自分の境遇を嘆く気持ちは遥か昔に通り過ぎてしまったので、今はご近所さんとして、一緒にお祝い気分。

3月といえば、思い出すのが大学受験のこと。

絶対受かると確信していたのに、見事に受験に失敗して布団を被って泣いたこと。

その後、代ゼミで1年間浪人。

脇目も振らずに勉強して、リベンジの翌年は、国公立は東京外大と御茶ノ水女子大、私大は上智と津田塾、4つの大学すべてに合格して喜びをかみしめたこと。

そして、第一志望だった東京外大に進学を決め、親元を離れ、今は亡き祖母とふたりで飛行機に乗って東京に行ったこと。

飛行機に乗るのが初めてだった祖母は、あまりに静かなために「この飛行機、動いてるの?」と、上空を飛んでいる最中に不思議そうに聞いてきたっけ・・・。

お腹が空いたら食べようと持ってきていた「ゆで卵」と「おにぎり」を祖母と一緒に機内で食べていたら、なんともいえない黄身の匂いが周囲に広がって気恥ずかしかったけど、キャビンアテンダントさんが気づいて、「お飲みものはいかがですか?」って優しく話しかけてくれたっけ・・・。

そして、あっという間に4年が過ぎて、大学の入学式には来れなかった母が、卒業式には札幌から来て一緒に卒業を祝ってくれたこと。

すべてが20年以上も前のことだけれど、そんな3月の出来事を、つい昨日のことのように鮮明に思い出す。

その後、大学を卒業して東京の会社に就職したものの長くは続かず、札幌に戻って職場としては3つ目の、今の会社に転職して、函館で数年間働いた後、札幌に転勤になって引っ越してきたのも3月だった。

3月は年度の終わり、節目の月。

1年間通った通訳学校のクラスも今日で終わり、2週間の春休み。

4月の新学期からはまた厳しいレッスンが待っている。

そんなわけで、今日は最後のレッスンの後、一緒に進級するクラスメイトと新学期に向けてビールを飲みながら作戦会議。

テストの結果に一喜一憂したり、どういう勉強方法がいいか話し合ったり、学校に通っているお陰で、いまだに学生気分。

今日のレッスンで、先生に、「○○さんは、すぐにでも通訳の現場に連れて行きたいのに、通訳は目指していないんですか?!」、と言われた。

幸いなことに定職があるし、通訳の世界はそう甘いものじゃないことがわかっているから、「頑張ります!」というのが精一杯だったけれど、私にとっては、レッスンの最終日に何よりの嬉しいお言葉。

土曜日のレッスンがあるから、金曜日の夜のお酒は控えて、毎日、隙間時間を見つけては、可能な限りひたすら英語を勉強して、毎回レッスン前にお腹を壊してまで1年間通い続けて甲斐があったというもの。

春からまた頑張ろう。

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