鳥の骨事件

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今日から4月。

柔らかくて暖かい春の日差しが気持ちのいい今日この頃。

いつものように公園をお散歩していると、突然バブーが何かを口にパクッ!

来月10歳になるバブー。

何度叱っても、しつけても、拾い食いは直らず、雪が解けて地面が出てきてからというもの、毎朝喜んで公園の隅々まで何か食べ物はないかと宝探しの匂い嗅ぎに忙しい。

なので、私はバブーの歩く先を目を皿のようにして注意深く見ながら、バブーの匂い嗅ぎが激しくなると、周囲に何かあるのではと、さらに地面を凝視しながら歩いているのだけれど、その努力もむなしく、一瞬のうちに何かをパクッ。

ヤバい!と思って、口に手を突っ込んで取り上げようと思ったけれど、いったん口に入れたら、飼い主の私にも「取られまい」と牙をむく。

だけど、今回は様子が違った。

口の中に何かを入れた直後、慌てた様子で口の周りを前脚で激しく触り、地面に這いつくばってもがいてる。

取られまいと慌てて飲み込んで、喉に詰まらせたのかと思って、口をこじ開けてみると、中にあったのは何かの白い骨。

その骨が、バブーの口の中で、真横にぴったりとハマって、引っかかって動かない。

折れた骨の先端が、口の中にぐっさり刺さって血が出てる。

取ろうとすると、痛みで狂ったように暴れ、私の手を噛もうとする。

バブーの口の周りの白い毛が、どんどん血で赤くそまり、私の手も噛まれて血が出てきたので、慌てて暴れるバブーを抱きかかえて家へ。

家にいたポールは、口から血を出しているバブーとパニックになってる私の様子にびっくり。

私はバブーを暴れないようにおさえつけ、ポールは軍手とペンチを持ってきて、軍手をはめた手でバブーの口をこじ開け、ペンチで骨を掴んで除去。

出てきた骨は、直径8mmくらい、長さ5センチくらいで、見たところ、ケンタッキーフライドチキンの骨のような感じ。

誰かが捨てたのか、カラスがゴミステーションから取り出して落として行ったのか・・・。

バブーはその後、すぐに平静を取り戻したけれど、大変だったのは私の方。

良かった~、と思ったと同時にヘナヘナと力が抜け、それからもしばらくは心臓がバクバクして、手も震え、立ち上がれなくなるほど。

思えば3年前にも、固いフランスパンの皮がバブーの口に刺さり、流血して病院に駆け込んだことがあった。

その時のことは「フランスパン事件」に書いた(←記事はココをクリック)。

あの時とまったく同じ恐怖体験。

この季節は、雪解けとともにいろんなものが出てくるので、バブーのお散歩には本当に注意が必要。

今回は無事に骨を取ることができて何事もなかったから良かったけれど、朝早くて病院が開いている時間でもなかったし、もし家にポールもいなくて自分だけだったらと思うと、どうなっていたかとゾクッとする。

拾い食いさせないのが一番なのは言うまでもないけれど、どうしても拾い食いしてしまうワンコの飼い主にとっては恐怖の季節。

困ったものです。

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