先日の通訳学校でのこと。
アメリカ人起業家の英語のスピーチを同時通訳するというのがこの日のレッスン。
仮設の同時通訳ブースに入ってペアで通訳。
数分間で交代するのだけれど、自分が通訳をしていない時は、ボケっと隣で休んでいるのではなくて、数字が出てきた時には必ずメモを取って相手が通訳しやすいようにサポートするのが仕事。
今回のお相手は、TOEIC 950点ホルダーの英会話講師Aさん。
いつも完璧で素晴らしいパフォーマンスをするAさん。
メモがなくても全然OK!
・・・と思っていたら、突然、日本語訳の中に、「エイリアン」という言葉が出てきておかしな方向に。
何かと思ったら、Aさんが聞き間違えたのは、「80 and ”eighty and”」の部分。
「エイティー、アンド」・・・・が、「エイティ、アン」・・・で、まさかの「エイリアン」に誤変換。
そう聞こえなくはない、
いや、確かに、言われてみればそう聞こえる。
途中でAさんも、この文脈に「エイリアン」が出てくるはずがないと気づき、それ以降しどろもどろに。
数字の桁が少なかったから、メモも取らなかったけれど、私が隣で”80”と大きく数字を紙に書いてあげたら、こんな間違いしなかったのに、と私も反省。
必死で同時通訳をしている時は、まったく余裕がないから、まさかの間違いを起こすもの。
猿も木から落ちる!のだ。
先生にも笑われたし、「『エイリアンのA』と呼んで!」、と後から2人で大笑いしたけれど、これが本番だったらと思うと冷や汗。
思い出すのが、テレビ朝日系列の深夜のバラエティ番組『タモリ倶楽部』の”空耳アワー”。
「言われてみれば確かに聞こえる『空耳アワー』のお時間がやってまいりました!」。
・・・なんて大笑いしながら、まじめに勉強している土曜日の午後が、今一番エキサイティングな時間。
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