ピア・アセスメント

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毎週通っている通訳学校は、精神的に強くなること、メンタル・タフネスの指導にも、ものすごく力を入れている。

あえて人前に立って恥をかかせる。

あえて過度のプレッシャーを与える。

そうじゃないと、実際に通訳の仕事をする時に過度の緊張に耐えられなくなるから、というのがその理由。

レッスンではどれだけ恥をかいてもいい、たくさん恥をかいて、他者から批判され、叩かれまくって精神的に強くなる。

それが狙い。

そんな厳しいレッスンゆえ、新学期は満員だったはずなのに、学期が終わるころには生徒数は半分に減っている。

このレッスンで生き残れるのは、相当な「M」気質の人か、負けず嫌いの人だけだと思う。

最も過酷なのが、「ピア・アセスメント」。

日本語で言うなら、「相互評価」。

先生が評価するのではなく、生徒同士がお互いのパフォーマンスを評価しあう。

基本的に褒めるのはナシ。

徹底的にダメ出しをするのがお約束。

批判することにも、されることにも慣れていない日本人にとっては、どちらの立場になるのも辛い。

先生から、「今の○○さんのパフォーマンスで、良くなかったところを言ってください!」と、指示が出る。

生徒全員が、ひとりの生徒のパフォーマンスにダメ出しをする。

最初はなかなかこれができない。

でも、みんな「お互い様」だとわかって、だんだん慣れてくると、容赦なく批判をはじめ、評価されている側も批判されることこそが、自分のパフォーマンスをより高みに持って行くためには必要なことなのだと気づく。

批判されればされるほど、「次こそは」、と闘争心が沸き上がる。

ピア・アセスメントは、英語学習のとっておきの秘薬なんじゃないかと思う。

言われてはじめて気づくことがたくさんある。

どんなことでも、「いいね、いいね」、ばかりじゃ成長はない。

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