オリンピックが終わった。
今回のオリンピック、テレビではほとんどダイジェストしか見ていないにも関わらず、年齢とともに涙もろくなったせいか、本当に何度も泣かされた。
卓球の愛ちゃんのコメントにもらい泣き、レスリングの吉田選手の謝罪する姿にもらい泣き・・・。
そんな今回のオリンピック。
今の時代だけあって、いろんな情報が入ってくる。
驚いたのが、リオ五輪で公開プロポーズを行うカップルが相次いだ、というニュース。
「史上最も情熱的な大会」などと好意的に報じられていたので、世界中の人たちが、公開プロポーズを「微笑ましい」、「ロマンチック」、とみているのかと思いきや、反応は様々。
「『時と場所をわきまえるべき』と言う辛口の意見や、一部では『女性蔑視』という批判も出ている」のだという。
「女性蔑視」というのは、公開の場での男性選手による女性選手へのプロポーズは男性中心主義の典型ではないか、というもの。
プロポーズの場面がクローズアップされたことで、「スポーツの功績部分が軽く扱われ、プロフェッショナルな選手としての部分ではなく、女性と言う部分に焦点が当てられたことで、矮小化された存在になった」、と解説があった。
少数派ではあるものの、「メダル獲得をするほどの業績を成し遂げた選手を俺の女というくくりに矮小化する動き」、として批判的に受け止める声があるのだという。
最初は、「プロポーズ」がなぜ「女性蔑視」になるのかわからなかった。
だから、わからなかったことで、自分自身の問題意識の低さがわかった。
プロポーズの話題は、男性同士、女性同士のものもあり、リオ五輪は歴代で最もLGBTに寛容なオリンピックとなったと言われている。
性差別についていえば、イギリスBBCで作ったテレビ番組の宣伝素材について、「男性だからブルー、女性だからピンクというのが性差別的」だと苦情が殺到(←詳細はコチラ)して、慌てて色を変えたというニュースが出ていた。
そこまで・・・、と思うが、そういう時代になったのだ。
気づかなかったじゃすまされない。
4年後の東京オリンピック、日本は、世界は、どんな風になっているんだろう。
ジェンダー・ギャップ指数では、かなり遅れている日本。
特に性差別については急ピッチで意識改革をしていかないと、やがて世界中から非難されることになる。
そう思うと、この先いろいろ興味深い。
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