いい話・・・だけど

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数か月前から右肩が痛い。

右手を上に上げたり、横に伸ばしたり、ましてや後ろに回そうものならズキッと痛みが走る。

老眼も来た。

近くのものがよく見えず、距離があるほどよく見える。

40代半ばになって、ゆっくりと確実に、いろいろな身体機能に不調が感じられるようになってきた。

そんな時、「鷹の選択」というストーリーを知った。

「70歳まで生きる鷹が、40歳の時にさまざまな衰えを迎えた時、『選択』を迫られる。このまま死ぬ時期をまつのか、あるいは、苦しい自分探しの旅に出るか。苦しい道、勇気ある決断を選んだ鷹は、伸びすぎたくちばしを自ら砕き、鋭さを失った爪をすべて剥ぎ取り、くたびれた羽を1本1本抜き取る。そうしたうえで半年待ち、すべてを新しく再生させ、残りの30年を生きるために飛び立っていく」、という感動のストーリー。

このストーリーが意味するところは、「成長を望み、もっと新しい自分を見つけるためには、心の底から『変化』を期待し行動しなければならない」ということ。

なるほど~、と唸った。

しかし、この話、数年前にフェイスブックなどで拡散されていたようで、フィクションなのだそうだ。

ポールにこの話をすると、すぐにネットで「鷹」を調べて、「鷹は70年も生きないからこれは嘘」と即答。

「でもでも、すごくいい話なんだよ」、と、さらに、YouTubeでオリジナルの英語版動画を見てもらったところ、嘘とか、フィクションというより、「宗教的な寓話のようで、研修などで使うことを目的としているようだ」、と。

「フィクション」だと切り捨ててしまえばそれまでだけれど、「フィクション」だと分かった上で、「寓話」として読むのであれば、個人的には、人生訓として、とってもいい話だと思う。

子供の頃に読んだ、イソップ寓話、「アリとキリギリス」では、真面目にコツコツ頑張らなくちゃダメなんだと思ったし、「オオカミと少年」では嘘をついちゃいけないことを学んだ。

40代中盤になった今、「鷹の選択」のストーリーを聞いて、肩も目も弱ってきた自分を奮い立たせようとしている自分に気づいた。

だから、フィクションでもいい。

その意味するところを理解して元気が出るならそれでいい。

チャールズ・ダーウィンの名言と言われているもののひとつに、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」、というのがある。

今の時代、個人にも組織にも、社会全体にもいえることだと思う。

だがしかし、この名言もまたダーウィンの「進化論」の誤解、曲解だと言われているようだ。

どんな言葉を聞いて、どんな映像を見て、心が揺さぶられるかは、その人次第。

「一杯のかけ蕎麦」に涙してもいいじゃない?

ポールに、いつも「騙されやすい」ことを指摘されるけれど、ま~、そんな感じなので仕方ない、と思っている。

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