アラフィフ女子の就活

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1年くらい前からお散歩中によく合うようになった、近所のお友達。

体が細く華奢で中年太りとは無縁な感じで、とっても若く見えるので、私よりもずーっと年下だと思っていたけれど、まさかの1歳違いだったことが先日判明。

ほんのちょっとの立ち話のつもりが身の上話に発展。

いつも思うけれど、さすがにアラフィフに近づいてくる年齢になると、どんな人にも深く、聞いて驚くようなストーリーがある。

彼女もそうだった。

聞けば、長年連れ添った旦那さんと離婚後、パートをしながら娘さんをひとりで育て、正社員の仕事を見つけるべく就職活動中なのだという。

「この年齢になると、履歴書が戻されるのは当たり前。面接に漕ぎつけることが難しい」と言っていた。

電話口で年齢を告げると、「あ~、そうですか」と、明らかに落胆しているのがわかったり、「未経験者可」と募集していながら、経験がないことを理由に断られることも多々あるという。

出産・育児で中断しているものの、十分な職歴もあって、社会人としてのマナーもある。

ひとりで子育てしているとはいえ、子供も大きく、急に熱が出たと呼び出されることもなければ、ぶっちゃけ、これから産休・育休を取る可能性だってない。

女性が全力で仕事に取り組む態勢が整うのは、むしろ40代後半なんじゃないかと思う。

気力・体力も十分で、子供のお迎えや何かのプライベートで制約を受けることもなく、ご両親だって、介護というにはまだまだ若い。

彼女のような人材を雇用しないなんて、本当にもったいない。

彼女だけじゃない。

話題が豊富でユーモアセンスに溢れ、「この人が営業をやっていたら、いったいどんだけ顧客を増やせるんだろう」と思わずにはいられないような、そんな女性が周囲にたくさんいる。

「労働力不足」というニュースを見るたびに、複雑な気持ちになる。

先日、北海道新聞の朝刊1面の、「職安窓口、非正規が9割」、という記事に衝撃を受けた。

通称「職安」、正式名称は「公共職業安定所」なのに、その窓口で働いている人たちの職業が安定していないものとは、理不尽にも程がある。

日本の雇用問題、問題大あり。

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