同窓会

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週末は母校の同窓会に行った。

卒業したのは歴史ある高校で、毎年秋に大規模な同窓会がある。

3年前に私たちの代が幹事だった時に一度だけ裏方として参加したけれど、いわゆる卒業生として参加したのは初めて。

今回ももともと行く予定はなかった。

幹事期の時に積極的に協力していなかったことの後ろめたさと申し訳なさで、参加意欲が沸いてこなかったからだ。

今回送られてきた参加名簿にあるのは、幹事期に全面的に同窓会の運営に関わっていたメンバー。

私なんかがのこのこ出ていくような場所じゃない。

それなのに、今回急に参加することになったのは、前日の酉年会で一緒に飲んでいた同級生Iちゃんのお誘いがあったから。

「エリちゃん、明日行かないの?」とIちゃん。

「うん、幹事の時に手伝いしてないし、肩身が狭いから遠慮しとく~」と私。

するとIちゃん、「そんなの関係ないよ。一緒に行こうよ。きっと今からでも申し込み間に合うよ。代表の〇ちゃんに言っとくね」と、私の知らぬ間にパパッとメール。

そして、翌朝、Iちゃんから、「代表の〇ちゃんが、参加申込はギリギリまで間に合うから大丈夫だって!じゃ、会場でね!」、とのメッセージ。

可愛い笑顔でにっこり誘われて断る術もなく、結局当日にになって同窓会に行くことに。

慌てて、当日行く予定だった通訳学校に欠席の連絡と振り替えレッスンの予約。

それだけを終えて、ソファーに腰を下ろし、「予定はしていなかったけれど、同窓会なんて久しぶりで緊張するな・・・」、と思いながら何気なく開いたFacebook。

するとそこには誘ってくれたIちゃんの美容師さんによる投稿写真が!

「Iさんが来店。今夜は高校の同窓会で着物を着るそうで、和装にも洋装にも合うように髪をこんなアップにしてみました!」、とあった。

もともと美人のIちゃんの、とっても素敵なアップ!

・・・で、慌てたのは私。

思えば、「同窓会」、というのはただの飲み会じゃない。

みんな気合を入れておしゃれをしてくる「ハレの場」、なのだ。

女性ならパーティー・ファッションや和装の人も珍しくはない。

それからの私の行動は自分でもびっくりするほど早かった。

朝起きるのだけは早いから、夕方まで時間はある。

朝一で予約した「マツエク」に行き、終わったらすぐに「カラー・スポット」に移動して白髪染め。

服は今更買いに行く時間もないから、手持ちのものだったけれど、数年前に一目惚れして買ったものの実際には一度もまとったことがなかった黒いファー・ストールを巻いてみすぼらしさを隠しイザ!

なんとか取り繕ったけれど、いや~、慌てたな。

そんなこんなの同窓会。

いまやすっかりおじさん、おばさんになったけど、会えば昔に戻ってとっても楽しかった。

それにしても、なぜか私には高校時代の記憶がほとんどない。

みんなもそんなもんだろうと思っていたけれど、校則やイベント、クラスメイトのことなど、覚えている人は異常なほど鮮明に覚えてる。

「どうしてそんなに覚えてないの?」、と逆に周囲に驚かれ、自分でその理由を考えてみた。

3年間の高校の思い出は、大学受験に失敗した時に私の中で「黒歴史」に代わり、その後代ゼミで辛い1年間の浪人生活を送った、その記憶に「上書き保存」されてしまったからじゃないかと自分では分析している。

これからまた、この日のように、高校時代のクラスメイトたちとの楽しい思い出を上書きして行けたらいいな、と思う温かい一日だった。

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