先日、このブログを読んでくれている方から、「自分も英検1級を受けようと思うので、お薦めの参考書があれば教えて欲しい」というコメントがあった。
その方にはもちろん個別に丁寧にお薦めの参考書をお伝えしようと思っているけれど、個人的な感想では、私が英検1級に合格できたわけは、とにかく「語彙力の強化」に集中的に取り組んだことにある。
英検1級用の単語帳を2冊購入し、とにかく丸暗記した。
逆に言うと、この丸暗記がなかったら、今も不合格のままだと断言できる。
そのおかげで、最初の語彙力のパートは全問正解だったけれど、この部分こそが帰国子女でも難しいと言われるパート。
速読力がないことがわかっていたので、語彙パートで補うしかなかった。
何事も「傾向と対策」。
自分の弱点を見極めて、得意分野で補う。
単語の丸暗記に励んでいた時は、何度も心が折れそうになった。
「もう無理!こんな単語覚えたって、一体いつ使うの?」、
「本当にこんな単語必要なの?」。
どうしても覚えられない単語は、語呂合わせも多用した。
ネット時代だからこその恩恵、英検1級対策用の、「英単語語呂合わせ」という素晴らしいサイトもあって、大いに活用させていただいた。
たとえば、”blasphemy”=冒とく。罵詈。
カタカナ発音なら、「ブラスフェミー」。
このサイトにあった語呂合わせは、「ブラスバンドの辺見えみりを冒とくする」。
こんな語呂合わせ、自分じゃとても思いつかないし、なんだか面白すぎて一度聞いたら忘れない。
しかし、語呂合わせには危険がつきもの。
読んだり聞いたりしている時に、いちいち「ブラスバンドの・・・」なんて語呂合わせを思い出している時間はない。
語呂合わせを利用しつつ、覚えた後は、瞬時に単語の意味がわかるレベルに持って行くことこそが重要。
そして、今、その時の「丸暗記」効果で、英語のニュースを読むのも聞くのも、見るのも、物凄く「楽」になった。
目からウロコなくらい、世界が変わった。
英検1級の難解な単語は、覚える必要がない、時間の無駄、なんていうのは間違った認識だと思う。
私自身、英検1級単語は、今までは知らなかったから聞き逃していただけで、至るところでバンバン出てる、使われている、ということが、単語を覚えて初めてわかった。
英語を読むのも、聞くのも全然スピードが違ってくる。
今こそ「英検」!
英語をモノにしたいと考えているなら、英検1級を目指して勉強することは、とてもとても大きな意味があるので絶対おすすめ。
英検の回し者ではありませんが、この苦行を乗り越えた人にしかわからない世界が必ず開けます!
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コメント
えりぽんさん、まさか英検一級対策のついてのブログポストを書いていただけるとは思ってもいなかったのでメモを取りながら読みました!ありがとうございます!実は数ヶ月前にえりぽんさんのブログを読んでいて英検一級にチャレンジしてみようかなと思っていたのと同時期に、夫が日本語能力試験1級に受かったことで何だか私も英語をちゃんとまた勉強してみようかなという気持ちになったというキッカケがありました。単語の勉強から始めてみたいと思います!改めてありがとうございました!