バッド・タイミング

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昨日の続き。

今日は自分の処理能力をはるかに超える仕事がたまってしまい、すっかり帰りが遅くなってしまった。

先週月曜日に飛行機の遅延で一日会社を休んでしまったことも、仕事がたまってしまった一因。

飲み会のお誘いもお断りしたけれど、それでも結局終わらせることができず翌日に積み残しになって、暗い気持ちでトボトボ帰宅。

帰宅直後、ポールとバブーにただいまの挨拶をして、バッグを置き、コンビニで買ってきたワインをダイニング・テーブルに置いた瞬間、玄関のチャイムが鳴った。

「こんな夜遅い時間に誰?!」、と思ったら、昨日、約束をドタキャンされた友人だった。

インターフォン越しに見る友人は、焦りの表情を浮かべ、返すと言っていたパソコンを抱えてる。

今日の18時半に届けに来る約束が、結局、今日も3時間以上遅れての到着になってしまったようだ。

私は帰宅したばっかりで、まだポールとその後の話をしていなかったけれど、すぐに状況を把握、ポールの怒り具合は容易に想像できた。

なんというバッド・タイミング。

すぐに3階の自室に避難して、リビングの様子を見守った。

怒り爆発のポール。

ひたすら謝りながらも、言い訳をする友人。

男の喧嘩が始まった。

「約束を守らない奴、嘘をつく奴とは付き合わない。もう友達じゃない、これで終わり」、と怒りに震えるポール。

「オレが悪かった。心から謝るよ。でも、オレもいろいろ忙しかったんだ。たかがパソコンのことじゃないか、友達止めるなんて言わないでくれ」、と友人。

「パソコンのことが問題なんじゃない。仕事だと嘘をついてゲームをしてただろう?嘘をつかれるのが嫌なんだ」、とポール。

もし、取っ組み合いの殴り合いにでもなったら困るから、さすがにその時は仲裁に入ろうと思ってスタンバイしていたけれど、10分間の激しいやり取りの後、なんとか収束。

「今回のことは本当に悪かった。オレはこれからも友達でいたいと思ってる。もう一度チャンスが欲しい。気が変わったら、いつでも声をかけてくれ」、と言い残して友人は帰って行った。

その後、ポールは私に言った。

「一晩寝たら、自分が彼にしたことが良かったのかどうか考えが変わってるような気がする」。

言い過ぎたと反省しているのかと思いきや、

「これで終わりだと、念を押すべきだった」、とのこと。

そう、ポールは、「嘘をつかれること」が、「地雷」=怒りのポイントなのだ。

付き合った当初に思い知らされた。

会社の同僚男性と飲みに行く時、たとえば、「会社の男性と飲みに行く」、というと怒らないけれど、心配させないように気遣って「会社の女性と飲みに行くと言っておきながら、本当は相手が男性だった」場合は大激怒。

そんな経験を経て、私は、「嘘をつかない」ことを肝に銘じている。

ポールに対してだけじゃない、誰に対しても、だ。

だから、「平気で嘘をつく」ことだけは誰に対しても絶対にしない、と自信を持って言える。

今となってはそれが自分の美徳だと思っているけれど、それはポールのお陰に他ならない。

その後、友人から、「今日は遅い時間にゴメン。メリークリスマス!これからもよろしく」とメッセージが届いた。

このメッセージに、なんと返信をすべきか、悩んでいる。

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