今年の忘年会のピークは先週だった。
公私合わせての忘年会が5日連続。
今週の忘年会は連休前の木曜日だけで、「酉年会」という名の、同い年の異業種交流会的集まりの忘年会だけ。
高校の同級生と友人・知人たちで、男女それぞれ4人ずつ、計8人が集合。
いわゆる会社員は少数派で、弁護士、税理士、弁理士・・・と、周囲から「先生」と呼ばれる人たちがほとんどなだけに、普段接している世界とはまったく違って、それがとても刺激的で面白い。
その中の、高校時代のクラスメイトAちゃんは、高校時代から美人で頭が良くて、もともとものすごく「華」があるタイプの女性弁護士。
そのAちゃん、他のメンバーが、「今週は毎日忘年会で結構大変・・・」、みたいな話をしていると、「私は今年の忘年会は、今日のこの会だけ。1回で終わり!」、と言い出した。
「事務所の忘年会も面白くないから今年は止めちゃった。前はやってたけど、他の人たちが何もしゃべらないし、自分ばっかりがしゃべってて全然面白くないんだもん」、ときっぱり。
「えっ、でも、弁護士だから、クラインアントとの付き合いとか、他にもいろいろお誘いあるんじゃないの?」、と驚いて聞くと、「あるけど、キリがないからぜ~んぶ、断ってる。だって、仕事で疲れてるし、家が好きだから、早く帰って旦那と家にいたいもん。今日のこの会は、こういうメンバーで楽しいから来たけど、ただの付き合いみたいな飲み会は断ることにしてる」のだという。
私も自分でかなりドライな性格だと思っていたけれど、Aちゃんの、このドライさには負ける。
一方のBちゃん。
Bちゃんは、札幌ではかなり名の知れた、顔を見ればわかる人が多い有名人。
知り合いも人一倍多い人気者だけに、この日から年末30日まで連日忘年会やパーティーがあるのだそう。
そんなBちゃんに、「家族はどうしてるの?クリスマスも家にいてあげないの?お子さん、何も言わないの?」と、真顔で詰め寄るAちゃん。
「だって、仕事の延長みたいなものだもん。断れない」、とウェットな回答。
そんな中で、一番バランスが取れていたのは独身のCちゃん。
去年の年末、連日のお付き合いとストレスで帯状疱疹が出て、お酒を飲めなくなるほど体調を崩して以来、それまでは、誘われたら絶対に断ることがなかった飲み会を、「ほどほど」の回数に抑制することに決めたのだそう。
ドライかウェットか、バランス重視か・・・、それぞれが自分に合った処世術を貫いている。
かくいうワタクシ、かなり中途半端。
家にいるのが好きだけど、飲み会も好き。
だから今は飲み会には行っても、ほとんど二次会に行くことはなく、後ろ髪を引かれながらも、そこはドライに割り切って家に帰る。
誘われたら断らないけど、お誘いも多くない。
こんな感じがちょうどいい。
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