東洋経済オンラインに非常に興味深い記事が出ていた。
「地方は結局『若者』を排除して自ら衰退する」(←記事はココをクリック)、というショッキングなタイトルに惹かれて思わず読んだ。
これは「地方」だけに起きていることだけじゃない、日本の多くの古くからある「企業」にこそ当てはまることだと思いながら読んだ。
記事に、「自分たちの言うことを聞かない若者、自分たちの理解できない感性をもっている若者をないがしろにし、多様性を排除してきた結果、地域のさまざまな組織が社会変化に対応できなくなり、衰退が加速している側面が強くあります」、とあった。
「結局、上役たちが欲しいのは『地方に必要な、いい若者』ではなく、自分たちにとっての『都合のいい若者』なわけです。上役の好き嫌いではなく、有能である人材を認め、役割を渡せるかどうかが、地方の未来を分けていきます」、と続く。
どんな組織でも、最も大事な視点だと思う。
続々と明るみに出ている大企業のパワハラ、常態化している長時間労働の問題は、ここに起因しているのではないかと思う。
コラムの最後は、「過去の閉鎖性を未来につなげず、むしろ今の世代で大きく転換を果たし、若い人材に機会を与えることが求められています」と結ばれていた。
若い世代が自由に積極的に意見できるような組織じゃなければ発展はない。
この年になって思う。
自分がこれまで良かれと思ってやってきたことが否定されるのは、どんなことであれ辛い。
年長者に否定されるならまだしも、若者にダメ出しされたら身も蓋もない。
だけど一方で、10年以上前からやっているようなやり方が今も続いていることには疑問を持った方がいい。
多様な意見を排除して、昔ながらのやり方に固執することで自ら衰退に向かってはいないか?
記事を読んで、そんなことを改めて考えさせられた。
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