前回の記事。
東京出張中に、札幌の自宅で待つ優しい夫を思い、一刻も早く帰りたい気持ちを綴った。
我ながら、夫婦愛に満ちた美しいストーリー。
・・・だったはずなのに、現実は違った。
昨日の午後、出張を終えて家に帰ると、なんとポールが、ニュージーランドに住む大親友(イギリス人の幼馴染)のジョンとスカイプで話し中。
しかもパソコンじゃなくて、テレビを使ってスカイプしてる。
あり得ない~。
部屋着に着替えてソファにダラ~ッと横になって、ビールを飲み、プリングルスをつまみながら海外ドラマを見て、思いっきりリラックスすることだけを楽しみに急いで帰って来たのに、テレビ、見れないじゃん!!
しかも、テレビにカメラがついてるから、テレビの位置的にリビング全体が相手に見えちゃって、部屋着に着替えてウロウロすることすら憚られる始末。
いつもだったら、「ハーイ!ジョン!!How are you?」なんて、バブーを抱えてスカイプに映りこんで、愛想を振りまくところだけれど、ポールの無神経さに心が折れた私は、そんな気持ちにもなれず、そのまま3階のベッドルームへ直行。
「よりによって、なぜに今、スカイプなわけ?ポールが一人の時間はたっぷりあるのに、なぜ、昨日やおとといじゃなくて、今日、しかも妻のジャスト・帰宅時間にスカイプなわけ?!」、と激オコ。
バブーの様子と物音で私の帰宅に気づいたポール。
数十分後にスカイプを終えて、ベッドルームに来て、私を見るなり、「おかえり~♪、今、ジョンと話してたんだ。ニュージーランドで会ったエドのこと覚えてる?あの時一緒にお茶したタイ人の彼女と結婚するんだって!ジョンのお母さん、認知症になっちゃって、大変なんだって」、と次から次へと話しかけてくる。
私の不機嫌さにはまったく気づいてない様子。
以心伝心がままならないことがわかってる私は、当然言いました。
「どうして今、ジョンとスカイプなの?帰って来てすぐにポールと話をしたかったのに、ポールはそうじゃなかったの?海外ドラマも一緒に見る約束だったでしょ。しかもテレビを使われたら、ソファーに横になってテレビも見れないじゃん。私のリラックスタイムを奪わないで」。
そこで、初めて私の不機嫌モードに気づいたポール。
「ジョンとスカイプしてたのは、ちょうど今日、ジョンがイギリス里帰りを終えてニュージーランドに帰ってきたばかりで、イギリスの話を聞きたかったし、今日スカイプするね、って前もってメッセージをもらってたから。テレビを使ったのは、エリが帰ってきたら、きっとパソコンでブログを書きたいだろうな~、と思ったから」、と弁明。
ポールなりに親友のジョンと妻の私の両方に気を遣った結果だったらしい。
いまだに以心伝心ままならず。
とはいえ、10年を超える結婚生活でお互い学んだのは、喧嘩にはならないところ。
自分の言い分を相手に伝えるだけで、喧嘩もなければ、お互い謝ることもなし。
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