オーバー・ブッキング事件

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Facebookやツイッターで拡散されて、マスコミが取り上げ、大問題になっている、アメリカ・ユナイテッド航空の「オーバーブッキング、乗客引きずり降ろし」事件。

私もYou Tubeで見た。

ひどい。

酷かった。

眼鏡はずり落ち、シャツは胸までめくれ上がりお腹丸だしで、狭い通路を引きずられて行く男性。

周囲の人たちからは、「ひどい!」、「こんなの間違ってる!」、と悲鳴があがる。

いざとなったら航空会社はここまでするものなのかと心底驚いた。

そもそも「オーバー・ブッキング」について、乗客にはなんの非もないわけで、責められるべきは航空会社側。

しかも、自社の社員を搭乗させるためという理由で、一般客にここまでするのかと驚愕。

私も、過去に一度だけオーバー・ブッキングの経験がある。

もう10年以上前のことで、確か、イギリス行きのブリティッシュ・エアウェイズだったと思う。

自分の席に行くと、すでに人が座ってた。

本人に確認し、自分の座席番号を見ると、まったく同じフライトの、同じ座席番号だった。

CAさんに確認すると、「ちょっとそこで待ってて」と言われ、空きスペースで待たされ、何やら不穏な空気があったものの、結局は別の座席に案内された。

無事に搭乗することができたから良かったものの、自分が何か悪いことをしたわけでもないのに、「まさか、ここで降ろされるんじゃ・・・」、とドキドキしたのを今でもはっきりと覚えてる。

それはさておき、このニュース。

今の時代だからこその拡散力。

居合わせた乗客の動画投稿によって、SNS上で瞬く間に広がった。

同時にSNS上では、「選ばれた4人は全員アジア人」「拒否した男性に暴行し、スタンガンで気絶させて無理やり引きずり降ろす」、などのデマも広がった。

引きずり降ろされたアジア系医師の素性や、今回の事件とは無関係な、医師の家族や過去の犯罪歴なども次々と暴かれ、今の時代の情報伝達の恐ろしさを感じる事件であり、背筋が寒くなった。

真相はいかに。

今の時代、情報が溢れている。

だからこそ、事実がわかりにくくなり、関係ない情報や間違った情報までがひっきりなしにどんどん入ってくる。

受け手にとっては、伝わって来た情報が、「事実がどうか」、より、「信じるかどうか」、が問題になる。

しっかりと真実を嗅ぎ分ける嗅覚を持たなくては。

今回の事件、いろんな意味で、恐怖を感じる。

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