「ダメをみがく」

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親友の勧めで読んだ、「ダメをみがく―“女子”の呪いを解く方法」という本がめちゃくちゃ面白かった。

帯には、「最初の会社をパワハラで退社した芥川賞作家と、150社以上就職活動と転職活動をした経験をもつコラムニストが、世間知らず・不器用、KYなままでも、なんとか社会で生き延びていくための技術を語り尽くす。世の中をすいすい渡っていけないことに悩む、すべての女性に捧ぐ」とある。

目次を見ただけで面白い。

「大人だから耐えてやってるんだよ、調子のんなよ!」、とか、

「いい人に見える人はいい人ではないのよね」、とか、

「ちょっと距離のある人の意見を聞く」、とか、

う~ん、実に面白そうという目次が並ぶ。

なかでも、一番面白かったのが、「「メンタルから変えていく!」じゃなくて、ペンを替える」という章。

この章では、驚いたことに、ふたりの「メイリオ愛」が語られている!

メイリオというのは、パソコンの文字のフォントのことで、実は、私もこの「メイリオ」が大好きなわけで。

仕事のモチベーションや効率をあげる手段として、パソコンの文字を読むとき、フォントをメイリオに変えるだけで、その読みやすさで負担が軽減され、「見やすい!」というテンションで仕事ができると絶賛。

メイリオに設定してはじめて、パソコンに魂が入った気がする、と語るふたり。

私もまさに同じ気持ちで、自分で新しい文書やプレゼン資料を作るときはもちろん、誰かが作った文書の日付や名前だけを変えて、新しい文書を作るときなども、メイリオにフォントを変えた瞬間、「自分の息」が吹き込まれて、借り物ではない、自分の文書を作った気持ちになってモチベーションが上がる。

マインドより、「メイリオ」で仕事の能率が変わる、という二人に激しく同意。

フォント・マニア?!の私は、お気に入りのフォントがある。

日本語なら断然「メイリオ」。

英数字なら、 「Tahoma」か、「Arial」。

嫌いなのは、 「HG丸ゴシックM-PRO」と、「HGP創英角ポップ体」。

調べてみたところ、「こちらのサイト」(←詳細はココをクリック)の、「実際のフォントで見る、社会人に聞いた好きなフォントランキング」が面白かった。

「メイリオ」は残念ながらランク外。

嫌いなフォントがランク・イン。

ただの好みの問題なのだけれど、普段フォントについて語ることなんてないので、著者2人の「メイリオ」愛は、まさに「我が意を得たり!」。

たかがフォント、されどフォント。

こだわるタイプには、仕事のモチベーションにまで影響するのであなどれません。

この本を読んで、やっぱり私も「ダメをみがきたい」タイプなのだとつくづく。

「ダメをみがく」、って楽しくてたまらない。

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コメント

  1. 私もメイリオの大ファンで、会社で作成する文書は全てメイリオです。メイリオにすると文章が輝いて見えますし、全体のまとまりも断然いいですよね💖

  2. >ラム母さん
    ラム母さんもメイリオ・ファンなんですね!
    やっぱり、分かる人には分かる、いいフォント。
    メイリオに変えるだけで、生き生きとする感じ!
    マニアックな話ですが、そう思っている人がいると知って、めちゃくちゃ嬉しいです♪

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