入院7日目~合併症の危険性~

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今日もバブーの手術はなかった。

手術するかもしれないと言われていたけれど、なんとなく手術がなさそうな予感がしていたので、今日はお散歩する気満々で、仕事の後にお見舞いに行った。

だけど、今日はお散歩はおろか触れ合うこともできず、病院の病室(ケージ)にいるバブーをガラスのドア越しに見るだけだった。

私に気が付いたバブーは、一瞬「きょとん」とした顔で首をかしげて、その後、ケージの中で立ち上がり、嬉しくて喜んでいる、というよりも、何かを訴えるような、慌てた、ひどく悲しい顔で、「出して、出して!」とジタバタ騒ぎ始めた。

ぐったりしてないし、手術に負けない元気あるじゃん、バブー!

正直、心の中でそう思った。

でも、私の隣でその様子を一緒に見てた先生が言った。

「ぐったりして寝てるわけじゃないんですけどね、手術するには数値が良くないんですよ。病院に来た時は相当悪かった。だから、手術をするとなると合併症を引き起こす危険性があるので、我々としても、どうしても慎重にならざるを得ないんです」。

入院当初から予定していた手術日は明日の土曜日。

本当はもう少し体力の回復を待ちたいそうだけれど、このまま待っていてもよくならないので、そろそろ手術をして胆のうの摘出をしなければ、ということなのらしい。

今までの担当は副院長先生だったけれど、今日は名医と評判の院長先生から直接説明を受けて病院を出た。

いつも混んでいる病院に毎日通っていると、待合室で、いろんなわんちゃんに会う。

避妊・去勢手術やフィラリア、ワクチン接種に来ているわんこを除けば、元気な子はいない。

自力で歩くのがままならない子、飼い主さんの足元で横たわったままの子、目がうつろな子や、白内障で両目が真っ白な子・・・。

処方された大量の点滴を持ち帰ろうとしていた、キャリーバッグの中でほとんど動かないキャバリアの飼い主さんには、思わず、「自宅で点滴するんですか?医療関係の方なんですか?」と聞いてしまった。

医療関係ではまったくなく、愛犬が15歳で腎臓が悪いので、数日置きに点滴をしているとのことだった。

腎臓だけではなく、心臓も悪く、脳にも影響しているのだと教えてくれた。

驚いて、「自分で点滴をしているんですか?」、とたたみかけると、

「はい、私が点滴してあげてます。首のあたりの肉がぷにょぷにょしてる部分は、針を刺しても痛くないそうなんですよ。愛犬のために、自分がやらなければならないとなると、針が怖くてもできるものですよ」と、見たところ、私より10歳以上年下の、小さなお子さん連れの飼い主さんが笑顔で答えてくれた。

病院の待合室で、元気のないわんちゃんたちを見ていると、愛犬が歳を取るってこういうことなんだ、とつくづく思い知らされる。

今回の手術で、たとえバブーの今の痛みを取り除くことができたとしても、10歳のバブーが退院して、これからますます元気で健康になる、ということはないのが直視しなければならない現実。

あとどのくらい一緒にいられるのかな・・・、と思うと、切なくて、悲しくて涙が出る。

今月28日はバブーの11歳の誕生日。

せめて誕生日を家族で迎えることができれば、と切に願う。

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コメント

  1. みんな、全力でバブーちゃんを助けようとしてる。バブーちゃんも頑張ってる。だから絶対絶対大丈夫!辛い気持ちはブログにぶつけてください。しっかりうけとめます。だからポールさんと踏ん張ってくださいp(^ ^)q

  2. 今日のバブーちゃんの手術
    成功してすっかり元気になるよう祈っています。

  3. ペットを 育てた経験の無い 私ですが バブーちゃんの
    一日も早い 回復を 祈っています。
    ペットは 家族と言う 事が 切実に解る ここ数日の ブログに
    感銘を 受けています。

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