先日お会いした大先輩に、「結婚して今年で何年になる?」と聞かれた。
結婚当時、国際結婚に大反対していた先輩だ。
「国際結婚なんて、絶対続かない。日本人には日本人が合うんだ。やめた方がいい」というのが彼の持論。
もちろん当時は、「恋は盲目」。
そんな外野のアドバイスはまったく無視して結婚。
「今年で13年になります」と答えると、「そうか、13年か。それはたいしたもんだ」と褒められた。
日本人同士で結婚13年目だと普通のことで誰も褒めたりしないけれど、国際結婚だから褒められるというのは、なんとも釈然としないけれど、育った文化が大きく違う、という意味では、はたからみたら確かにそうかもしれない。
でも、いままで特に夫婦関係を維持するために頑張った、とか、無理をしたということはほとんどない。
多分、ポールもそうだと思う。
お互いを受け入れてもらうしかないから、主張はするけど自然体で無理はしない。
だから一緒に生活できるのだと思う。
もうやっていけないと思うほどの激しい喧嘩はむしろ付き合っていた時の方が多かった。
結婚してからは、数年に一度。
最近は、喧嘩なんて、まったくと言っていいほどしない。
夫婦円満の秘訣だって特にない。
強いていうなら、「お互い無理をしないこと」、かもしれない。
夫婦円満の秘訣といえば、先月、実家に遊びに行った時に、お隣の家のご主人が倒れて、救急車が来て驚いたことを書いた。
その時、お隣ご夫婦は大変仲が良く、60歳をはるかに過ぎた今も、毎日お風呂に一緒に入っているらしいと母から聞いて、救急車が来たこと以上に驚いた。
ネットで調べてみたところ、「マイナビニュース」会員への2012年のアンケートでは、「一緒にお風呂に入っている」カップルや夫婦は4割にのぼるのだそうだ。
ホントに?!
イギリス人オットのポールは日常的に毎朝シャワーで、夜に「湯舟につかってリラックスする」という習慣がないから考えたこともなかったけれど、日本人同士の夫婦って、そ、そ、そうなの?!
そっちの方がびっくり。
夫婦いろいろ。
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