先日、たまたまネットで、「神戸の中1、TOEIC980点、海外経験ゼロで」、という記事を読んで驚愕した。
ネイティブ並みの英語力の習得をライフワークとしている者としては、読まずにはいられない驚きのニュース。
海外経験ゼロで980点なんて、あ・り・え・な・い。
しかも、TOEICといえば、ビジネスマン・社会人を対象としたテストなのに、学生で、かつランドセルが終わったばかりの中1でほぼ満点、って一体どういうこと?、と思って興味津々。
You Tubeでテレビ取材動画も、正座して拝見!
登場したのは、一見、普通の、どこにでもいるような、可愛らしい女の子。
ここまでの英語力を身に着けた理由はただひとつ、
「洋書の多読」!。
自室の壁の本棚には洋書がずらり。
さらに洋書を読むときは、「辞書は引かない。前後の文脈でこういう意味だろうなって理解する」、とのこと。
集中して、辞書も引かずに読んで、洋書1冊を平均2時間くらい、分厚いものでも3時間程度で読み終えるのだそう。
オトナの学習者にはなかなかこれができない。
洋書を読もうなんて思ったら、辞書と首っ引きで、そのうち面倒臭くて嫌になる。
将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)も世の中を騒がせ続けているけれど、ティーンエイジャーの能力って、本当にすごい。
オトナがどんなに時間をかけても吸収できないことを、「好き」というただひたすら純粋な気持ちで夢中になって、スポンジのようにぐんぐん吸収。
テレビ取材の時に、取材を終えたレポーターの方が、彼女の英語力に驚きつつ、「英語は勉強して身に着けるものだと思っていましたが、彼女の場合は、英語を勉強してる、という感じが『まったく』しない」、とコメント。
本人もTOEICや英検のために「勉強」したことはないはず。
「好き」で洋書を読みまくっていたら、たまたまTOEICで980点取れちゃっただけ。
一瞬、「洋書」を読みまくるだけなら、楽しそうだし、自分にもできそう、と思ったけれど、甘~い!
わずか13歳の少女が、洋書を、「今までのべ1万冊くらい読んだかも」、と語るのだ。
1万冊って、どんな感じなの?!
たとえば、単純計算で6歳から洋書を読んだとして、年間1000冊以上ってことですよね?!
私がこれまで読んだ洋書の数・・・、多分、頑張って100冊・・・、いや、多く見積もり過ぎたかも。
アラフィフってことを考えると、赤ちゃんの時から読みまくって、年2冊平均ですよ・・・。
かなうわけがない。
平凡と非凡の差はココにある。
ベースは「好き」だけど、その「好き」の度合いがすでに非凡。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
コメント