昨日の夜、衝撃的なことがありました。
夫のポールが、ベッドに座ろうとした瞬間、突然体に力が入らなくなって、足から崩れるように前向きに転倒してしまい、それからしばらくの間、起き上がろうとしても、全身にまったく力が入らず、両手で自分の体を起こすこともできず、倒れていたというのです。
気を失ったわけではなく、意識はしっかりしているけれど、全身がまったく自由に動かない状態で、3回起き上がろうとしたけれど、3回とも電池が切れたように一切体を動かすことができず、起き上がれなかったと。
その瞬間を私は見ておらず、物音に気付いて部屋に行った時には、すでになんとか自力でベッドに横になっていて、「大変なことが起きた。なんだか体がおかしい。こんなことは初めてだ」と、青ざめた顔で言うのです。
聞けば、私が部屋に行く直前に起きたのは冒頭のような状況で、本人は、「数分後には力が戻ったので、心配しなくていい、もう大丈夫」、というのだけれど、そんなことがあって眠れるわけがない。
ドキドキしながら、「突然全身に力が入らなくなる、病気、原因」とネットでチェック。
出てくるのは怖い話ばかり。
すぐに症状が治まったことを考えると、調べた中で一番当てはまるのは、脳梗塞の前兆、「一過性脳虚血発作」。
調べてみると、「一過性脳虚血発作を治療しないで放っておくと、3か月以内に15~20%の方が脳梗塞を発症し、そのうち半数は一過性脳虚血発作を起こしてから数日以内(特に48時間以内が危ない)に脳梗塞になることがわかりました」。
「48時間以内が危ない」、という言葉が気になり、「もう治ったから大丈夫」という夫の言葉を無視して、今日、慌てて、札幌で一番有名な脳神経外科へ。
状況を聞き取ってくれた看護師さんに、ポールが症状を説明した時に使った言葉は、「体が崩壊したんです」。
「崩壊」・・・、「崩れ落ちたってことですね」と看護師さん。
すぐにMRI検査を受けたところ、「脳神経外科的には、まったく異常はみられない」、とのこと。
「脳に異常がないとわかったので、可能性があるとしたら心臓か、または年齢を考えると『てんかん』かもしれません。すぐにどうこうなることはありませんが、もし繰り返すようなら、『神経内科』に診てもらった方がいいでしょう」、とドクター。
「心臓」と言われて、ドキッとした。
ポールの家族は、実の父親と祖父が2代続けて、40代の若さで心臓発作で亡くなっている。
2年前、人間ドックで不整脈を指摘されて、心臓の専門病院で精密検査を受けたこともあった。
その時は特に異常は認められなかったけれど、年齢を重ねて悪化したのかも。
そんな家族のバックグラウンドゆえ、軽い心臓発作かとももちろん思たったけれど、心臓発作を起こした人を身近で見ているポールは、「心臓にまったく違和感を感じなかったから違う」と真っ先に否定した。
「てんかん」も普通は意識を失うそうで、今回のように意識はしっかりしている、というのはあまり該当しないようだ。
ポール曰く、「金縛り」の症状が一番近い、と。
しかし、こういう素人判断は禁物。
脳に異常がないとわかってほっとしたけれど、全身に力が入らないなんて、ポールの体に何かが起きているのは間違いないわけで、「原因不明」が一番怖い。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
コメント
お話からすると
カタプレクシー(cataplexy)かと、、、
お大事にされて下さい。
心配ですね
私は昨年11月にラクナ脳梗塞で1週間入院しました
字が書けない呂律が回らないの異常を感じ受診、即入院となりました
幸い、今は普通の生活をしています
看護師をしております
ご主人も私と同じくらいの年齢?と思います
年齢的にいろんな病気が出てくる頃
気をつけなければいけないですよね
心臓が原因で脳梗塞になることもあります・・・
あまり、怖がらせてもいけないのですが普段から
①水分を多めにとる
②普段から自分の血圧を把握する(高血圧に注意)
ご存知かもしれませんが・・・
健康維持のためにもこれからは意識することが大事ですよね
私の脳梗塞は一時的な脱水と高脂血症が原因でした
職業柄・・・失礼いたしました
心配ですね。
このところのバブーちゃんの件での
心因性のものでしょうか。お大事に。