タクシー問題

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東京から札幌に帰省していた友人との楽しい飲み会を終えて外に出ると、大粒のひどい雨だった。

家からそれほど遠くない場所で、傘もなく、時間が遅かったので慌ててタクシーに乗り込んだ。

乗り込むと、タクシーの運転手さんが切り出した。

運転手さん : 「札幌のタクシー大暴れ男の話、知ってます?!」。

私 : 「はい。さっきの飲み会でも、そのことが話題になりました。あの男性は30代の弁護士だったんですってね」。

運転手さん : 「そうなんですよ。さっきのお客さんともその話になりましてね」。

私 : 「運転手さんも、あんな風に、お客さんと経路を巡ってトラブルになったり、嫌な思いをされたことってありますか?」。

運転手さん : 「私は運転手になって4年目ですが、そりゃあもう、たくさんありますよ。特に高齢の方はね、料金というより、自分の知らない道を行くと、とにかく怒りますから」。

そんな話をした。

事件になったケースで、タクシーの運転手さんがどんな風に行先を聞いたかはわからないけれど、私の知る限り、今のタクシーは、あくまでも顧客優先。

まずは顧客に通るべき道を聞く。

近道だとか、遠回りだとかは関係ない。

顧客の希望にまかせてくれる。

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以前、インフルエンザで高熱が出て、とにかく一刻も早く救急病院に行きたくて乗ったタクシーで、病院までの道を何度も聞かれて、辟易したことがあった。

はじめて行く病院で、道なんてわからない。

だからタクシーに乗った。

高熱で意識が朦朧とするなか、「道なんてどうでもいい。割増料金でもなんでも払うからとにかく病院に連れて行ってください・・・」、そう思って、そう伝えた。

その時のトラウマから、その後、タクシーに乗るたびに、その時のことを話し、「プロたるもの、客にゆだねることなく、ナビを使ってでも最短経路で客を目的地に運ぶべきでは?」ということを問いかけ続けてきた。

運転手さんたちの答えは、揃ってこうだった。

「客に道を聞いて、客の希望するルートで行け、というのが会社の方針なんです。そうじゃないとトラブルになるんで」。

件の弁護士の動画を見て、過剰サービスの背景はこういうことだったのかと納得。

このケースが、この後どう扱われ、どんな処分が下されるるのか。

一タクシー利用者として、非常に気になる事案。

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