この日は、日付が変わるまで人生相談。
働く女子の深い闇。
こんなに頑張っているのに、どうしてわかってもらえないのか?
女性に期待される仕事の役割ってなんなのか。
仕事に手を抜いたことは一度もない。
職場の融和にも、人一倍気を配って来た。
なのに、評価は明らかに同期の男性以下。
どうすれば、同年代の男性に追いつけるのか?
どうすれば、見下されずに済むのか?
悩みは深い。
独断的だと自覚しているけれど、社会人になって20年以上の経験から言って、一般論として女性の方が仕事にきっちり向き合い、しっかり対応してくれる。
真面目で手を抜かない。
人から頼まれたり、課されたことに対して、とにかくひたすら従順にコツコツとこなす人が多い。
正確でミスもないから安心してお願いできる。
いい加減な知識で適当なことを言ってごまかすこともない。
「1」を頼めば「10」を返してくれる人もいる。
だがしかし、それが仕事の評価につながっているかというと、決してそうじゃないのが現実。
40を過ぎた我らが今しなければならないのは、後輩の働く女性にそういう「報われない」思いをさせないこと。
そのために何ができるのか。
何をするべきなのか。
議論は続き、日付変更。
働く女性の数は増えたけれど、悩みは20年前と同じ。
アメリカの「#MeToo」運動のように、おかしいことはおかしいと声をあげなくちゃ、そろそろ動き出さなくちゃ。
そんなことを真剣に議論しているうちに、閉店時間。
次回へ続く・・・。
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