怖い、脳梗塞

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友人Aさんの話。

2ヵ月前、旦那さんが出張先で脳梗塞になり、入院したのだという。

気づいたのは、滅多にかかってこない旦那さんからの電話。

旦那さんは一言、「オレ、当たったみたいだ」。

普段から競馬を楽しむ旦那さん。

思わずAさんが、「えっ、いくら当たったの?」と喜んで聞くと、

「何言ってんだ。違う、頭だ」。

前夜、出張先で同僚と飲んでいた時に、呂律が回らなくなったものの、お酒のせいだと思い、そのままホテルで過ごし、翌朝のミーティングでも同じ症状が出たため、別室で休憩しながら電話をかけてきたとのこと。

「すぐに札幌に帰るから、チケットを取って欲しい」と頼まれたのだという。

その時の電話での話し方はいつもと変わらなかったというから、冗談みたいだけど本当の話。

慌てたAさん、本人にすぐに病院に行くように伝えると同時に、旦那さんの会社にも直接電話して、病院に行かせるように頼んだのだという。

すぐに病院に行って診察を受けると「脳梗塞」とのことで、その後2ヵ月出張先で入院。

先日ようやく札幌の病院に転院し、現在も治療中だけれど、発見が早かったのですっかり回復し、後遺症もない、とのこと。

本当に良かった。

脳梗塞のサインは、顔と腕と口に出るという。

気をつけなくちゃ、と改めて。

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