先日の朝、ポールが珍しくぷんぷん怒ってた。
「私に怒ってるの?」と聞くと、「うん、そう」。
心当たりが全くない私は、「えっ、なんで?!」。
「帰りが遅すぎる!!」。
前夜は飲み会で帰宅したのは地下鉄の終電1本前。
日付が変わった頃だった。
最近、仕事で遅くなるのに加えて、その後に飲みに行くこともあるので、帰宅がかなり遅くなりがち。
電話しようかな、と思いながら、ポールもそろそろ寝る頃だし・・・と思って、電話もしないことが増えていた。
わかってくれているだろうと思って、電話もしないで帰宅が遅くなることにすっかり慣れてしまっていた。
だから、突然怒られてびっくり。
結婚してから数年間は、遅くなる時はこまめに電話していたけれど、だんだん、いつものことだからわかってくれるだろうと甘えて、そういう気づかいをしなくなっていた。
反省。
夫婦円満の秘訣はコミュニケーション。
特に生まれ育ったカルチャーが大きく違う国際結婚では、特にコミュニケーションが大切だとあれほど肝に銘じていたはずなのに・・・。
「今日は絶対早く帰って来るから!」というと、
真顔で、「うん、分かった。そうして」。
その日は、家庭崩壊を阻止すべく早く帰るために、仕事の速度はまさかの三倍速。
ポールは滅多に怒らないから、きっとずっと我慢していたけれど、あの日は、ついにそれが耐えられなくなった瞬間だったのだと思う。
働き方改革によって残業時間が減ったものの、時間を持てあまして、カフェやゲームセンターで暇をつぶしてから帰宅するような『フラリーマン』が増えているという昨今。
せっかく堂々と早く帰れるようになったのに、中には、残業もせずに早く帰宅すると妻に不快感をあらわにされる、と嘆く気の毒な同僚もいる。
時代が変わったとはいえ、いまだにアフター5が大切な日本の労働環境、わかってよ~、と思いながら、「帰りが遅すぎる!」と怒って帰宅を待っていてくれる家族がいるのはとても幸せなことだと思う。
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