最近、バブーは毎朝4時~4時半に目を覚ます。
起きて、ごそごそ動きだし、ベッドルームに置いてあるプラスチックのトイレトレーの上を、わざとチャカチャカ音を出して歩き回ったり、ゴミ箱を叩いたりして、ありとあらゆる手段で音を出しては、私を起こそうとする。
お願い、あと1時間眠らせて・・・。
わざと知らないふりをして、そう心の中で願っても、バブーが一度起きたらもう無理。
あまりに騒がしいので、いつも私が根負け。
まだまだ愛らしいバブーだけれど、もう12歳。
堂々のシニア犬。
人間は歳を取ると早起きになると言われているけれど、わんこも同じなのだろうか・・・。
そして、渋々起きだし、バブーをリビングに連れて行って、朝ご飯をあげると、あっという間にペロリと食べて、ソファーの上で満足そうにムニャムニャしながら二度寝。
私はその頃にはすっかり目が覚めてしまい二度寝もできず。
でも、せっかく早起きしたのだから、何もしないのはもったいないと思い立ち、最近、受験生のように毎朝、英語の勉強をするようになった。
朝は頭が冴えているから、新しい単語もどんどん入ってくる。
元気過ぎるシニア犬に振り回される日々だけれど、高齢だからこそ、この先、何年も続くわけじゃない。
いなくなったら、どんなに寂しいか・・・。
そう思うと、4時起きが多少辛くとも、毎日が愛おしく思えてくる。
気持ちよさそうに眠るバブーの寝顔を見ながら、英語の勉強。
こんな生活も悪くない。
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