東京医大の男女差別問題


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ちょっと時間が経ってしまったけれど、東京医大の男女差別問題。

入試段階で女子の入学を制限するため、女子受験生に対して一律に減点していたなんて言語道断。

許されない行為。

医者になりたい一心で必死に勉強して、合格ラインに達していたのに性別が理由で不合格になって、人生が変わってしまった女子学生がいるかと思うと、本当に悔しいし悲しい。

その一方で、本来であれば合格ラインに達していないレベルの男子が、これまで何年もの間、合格していたという事実に恐ろしさを感じる。

そんなことをしていたら、日本の医学界全体のレベルが下がることになるのは明らかなのに。

そこに危機感はなかったのか?

そんな話を、実家で母としていた時、札幌で観光ボランティアガイドをしている母が教えてくれた。

北海道でいえば、1860~70年頃、開拓使本庁次官だった黒田清隆が、女子教育に非常に熱心だったそうだ。

「北海道開拓には有能な人材が必須であり、次の世代を立派に育てるためには教養ある母親が不可欠」であると「女子教育」の必要性を訴え、人材づくりの一環として女子のアメリカ留学を計画するに至ったという。

日本の近代化には、賢い女性=男性同様の教育を持つ女性が必要である、と。

子供は、男の子であれ、女の子のであれ、母親から多くの影響を受ける。

将来を担う人材を育てるために、女子教育が重要なことはその頃から言われていた。

その時代から何年もたった今、女子という理由で一律に減点って・・・。

少なくとも教育段階までは男女平等だと思い込んでいた。

だがしかし、そうではなかったことがわかって、かなりのショック。

大学入試の願書に、もはや性別は必要ない。

読んでいただけたら、


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