ご心配おかけしております。
札幌市在住の我が家、みんな無事で元気です。
怖がりのバブーも、台風の時よりむしろ落ち着いています。
ここまで大きな地震は初めてで、未明の大きな揺れで飛び起き、気づくと大きな悲鳴を上げていた。
自分でもびっくりするほどの声で。
それくらい恐怖だった。
地震で怖いのは、だんだん揺れが激しくなって、その後にものすごく大きな、家が倒壊するほどの「揺れ」が来るのではないかと想像すること。
3.11の映像が蘇る恐怖。
程なく地震はおさまったけれど、ポールもバブーもみんな起きて、リビングでNHKニュースをチェック。
さっきまで局で仮眠していたと思われる当直のリポーターが画面に表れて、「先ほど、下から突き上げるような激しい揺れがあり」、と言った後、言葉が見つからず絶句。
すぐに気を取り直してリポートを続けたけれど、かなり動揺している様子が見て取れる。
わかるよ~、その気持ち。
本当に怖かったもん・・・、と思いながら食い入るように画面を見ていたら、突然停電。
その時は、一瞬で復旧するかと思ったけれど、気配なし。
しばらくの間、懐中電灯をつけてリビングで状況を見守っていたけれど、辺り一面真っ暗で、午前3~4時という時間帯もあって、明日の朝には停電も終わっているだろう、くらいの軽い気持ちで寝室に戻ってひと眠り。
そして、朝起きてびっくり。
友人からのラインで、「北海道全域で停電」していることを知った。
その時に気づいて慌てたのは、スマホの充電。
朝の時点で、充電の残量30%。
やばい。もう無理だ。スマホ使えない。
普通に使用していても1日持たないのに、家族や職場と連絡しているだけで充電が切れちゃう。
スマホが使えなくなったら、家族との連絡はもちろん、必要な情報も取れない。
慌ててコンビニに行こうとポールとバブーと一緒に外に出たところ、ちょうど近所の人と会って、「コンビニに行くのかい?70人くらい並んでるよ」と教えてくれた。
えっ、70人?!と驚きながらも、スマホの充電が切れそうなので、電池を買いに行こうとしていることを話すと、「多分それなら、うちの車で充電できるから、充電してあげるよ」と、思ってもいなかった提案が!
「充電終わったら、持ってきてあげるから!」、と。
「おお、神よ!!」。
ご近所さんのありがたみが身に染みる。
3時間後、充電器を届けてくれた時には、スマホの充電残量、わずか6%。
その後、スマホが息を吹き返した時は、どんなに安堵したことか。
ネットで検索できないのはもちろん、固定電話も携帯電話も通じないし、テレビも見ることができないから、一番欲しい情報がほぼゼロ。
そんな中、ものすごく助けてくれたのは、熊本に住む「かぁりー」さん。
ブログを通じて、もう何年も前から知っている方で、熊本地震を経験しているだけに、熊本地方で放送されている北海道地震についての有益な情報をSNSでどんどん送ってくれた。
その情報ではじめて、火力発電所が停まった影響で北海道全域が停電していること、断水の恐れがあり給水所が地域で開設されていることも知った。
北海道以外では、地震情報がすべての局で放送されているのに、当の北海道在住者はテレビが見られず情報不足。
なぜ停電しているのか、復旧のめどはいつなのか?
知りたい情報が入ってこない。
かぁりーさんの熊本からの情報のお陰で、次第に状況がわかってきた中、幸いなことに、こちらのエリアは午後2時半に電気が通った。
その時の喜びと言ったら!
すぐに、携帯も充電して、関係先に一気に連絡。
我が家エリアは、幸いなことに北海道の中でも早い段階で通電した一部の地域にあたり、いつも通りの生活に戻ったけれど、あくまでもごく一部。
通りを一本挟んだエリアはいまだに停電中であたり一帯が真っ暗。
今回の北海道地震は、熊本の地震と似ているそうで、1週間以内に、震度7クラスの大きな余震が起きる可能性があるとのこと。
北海道のみなさん、今夜も万一に備えましょう。
そして、困った時はお互い様。
助け合って乗り越えましょう。
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コメント
良かったです
とにかくご無事でなによりです
大きな被害受けてないようで良かったです。余震の心配もありますので、くれぐれも用心して気を付けてください。
被害が広がらないよう祈ってます!
これから色々大変だと思いますが、踏ん張って行きましょう。。元函館メンバー共々応援しています。僕らに出来ることは限られてはいますが、何かあれば相談して下さい!
いつも見てます。コメントはじめてですが、とにかくお元気でよかったです!朝には、停電終わっているところが多いようです。
>コメントをいただいた皆様
いつも見守っていただきありがとうございます。
ご心配おかけしている北海道ですが、少しずつ復旧に向かっています。
被害が少なかった札幌でも、隣のエリアでは液状化が起きていて、はじめて地震を「自分事」としてとらえるようになりました。
まだ油断できませんが、みんなで乗り越えたいと思います。