あの時何ができたか


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北海道地震発生から9日目。

余震発生の目安と言われていた1週間以上が過ぎた。

1ヵ月は油断できない、1年くらいは何があるかわからないと言う人もいるけれど、実態としては余震にビクビクすることもなくなってきた。

このまま収束に向かって欲しい、と心から思う。

物流が滞って、パンがなかなか入手できなくなって困っていたけれど、友人たちが心配して、ホームベーカリーで焼いて持ってきてくれたり、東京から帰省の際にパンやバゲットを買って持ってきてくれたり、パンがあるお店を見つけるたびに我が家の分も買ってきてくれたりした。

そのおかげで、パン食のポールは毎日しっかりパンを食べることができ、今は近所のスーパーで今まで通りに買えるようになった。

困ったときはお互い様だからとたくさん助けてもらって、感謝、感謝の日々だった。

そして、今になって、地震発生後のあの時、私たちには何ができたかを考えせられている。

助けてもらってばかりで、冷静になって考えれば助けてあげることもたくさんできたはずなのに何もできなかった。

我が家は街の重要拠点になっている区役所や避難所、大きな通りの信号機と同じ送電線にあると思われ、電気の復旧がとても早かった。

通りを隔てた区画の人たちの電気の復旧が、我が家より1日以上遅かったことを考えると、あの時、近所の人たちに声をかけたり、玄関に貼り紙をしてでも、携帯のチャージをしてもらえば良かった、と思う。

携帯のチャージだけじゃない、電気があるから、お米を炊いてあげることだってできたし、シャワーを浴びてもらうこともできた。

ポールと私が一緒にいれば、英語と日本語が分かるわけだから、状況がわからず困っている外国人観光客に情報提供してあげたり、なんなら我が家に泊まってもらうことだってできた。

とても受け入れ態勢が整っているとは言い難いけれど、駅やホテルの「床」で寝るよりはよっぽどマシだ。

そんなことを思って、今日はニトリに、来客用の枕やシーツ類を買いに行ってきた。

地震が来なくて、使うことがなければラッキー。

やがて自分たち用に使えばいいだけのこと。

そう思って、複数で泊まれる数を用意した。

もう地震は懲り懲り。

絶対に起きてほしくないと思う。

でも、万一、起きてしまった時のために。

そう思いながら日々を過ごしている。

読んでいただけたら、


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