イギリスに行くたびにお世話になっているのが、ポールの親友・ボッズの実家、「スーの家」。
スーはボッズのママ。
超金持ちの夫とず～っと前に離婚した時に、巨額の富を手にしたらしいスーとひとり息子のボッズは、定職についている様子もなく、ご覧の通り、ヒッピーのような気ままな自由人で、悠々自適生活を送っているので、いつ遊びに行ってもお相手してくれる。
そのかわり、ポールは行けば必ずふたりのパソコンをチェックしてあげたり、設定を見直してあげたり、いろいろ頼まれたりして、なんだかんだと忙しい。
そんな「スーの家」が、私は大好きでたまらない。
部屋数も多くて、いまだに全貌はよくわからないけれど、家全体がなんともスピリチュアル。
家の中や庭に置かれている品々が、日本ではなかなか見かけることのないようなものばかり。
「風水」なのかどうかはわからないけれど、きっと何か意味がありそうな感じ。
雑然としているけれど、散らかっているわけではなく、その雑多な感じが心地いい。
オシャレなスーは70歳を過ぎた今も、大きなネックレスに太いベルト、ベルボトム。
ポールと結婚する前に私がイギリスに行った時、スーは私に、「ポールはあなたのお陰でとても変わったわ。以前はいつも何かに怒ってて、こんなに優しい感じじゃなかったの。とても柔和な感じになって驚いたわ」、と教えてくれた。
ポールと出会ったのは、私が20代後半、ポールが30代前半の時で、それ以前のことはお互いわからない。
だからこそ、夫の故郷を訪れるたびに、その交友関係から新たな発見があったりして、毎回とても興味深い。
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コメント
どこもかしこも絵になる、そんな感じですね。
made in Japan の私の素朴な疑問なのですが、
欧米のキッチンやリビング、小物や額縁etc.見せる前提のディスプレイ。
掃除はどうやっているのでしょう？（笑）
そして、イギリスから戻った時、
日本、札幌、自宅周辺の一般的な風景はどう見えますか？
無機質ですか？
>チョビマロ母さん
掃除についての素朴な疑問。
実は私もまったく同じ疑問を持っているのです。
掃除はあまりしていないとしか思えないのですが、田舎にある大邸宅のせいか、気候が違うのか、埃も出ないのかな、と思ったりします。
大きな通りの近くにある我が家なんて、１週間もすればうっすらと埃がたまって、という感じなのですが、それはないので不思議です。
日本、札幌、自宅周辺はおっしゃる通り、とても無機質に感じます。
旅行前に完璧に掃除をして出かけたせいもありますが、帰宅したときに我が家がとても「殺風景」に思えました。キレイに掃除されているけれど、趣がなく、興ざめ・・・、そんな感じです。