先月のイギリス旅行で、最初の2日間滞在したのがポールの故郷ダービーにある幼馴染ボッズの別宅。
もともと資産家で自由気ままなボッズは、趣味で古い家を買い、自分で改装。
近くにある大きな古い家で今も母親と2人で暮らし、実際には使っていないその別宅を、今回まるごと貸してくれた。
誰かのお宅に泊めてもらうのは何かと気を遣うけれど、ポールと2人だけなので快適そのもの。
この家がとても興味深かったのは、IT化が進むイギリスで、何十年も前に時間が止まったような家だったこと。
ホンモノの暖炉とアンティーク・ショップでしか見たことのないような大きなソファーにランプ、重たくて分厚いビロードのカーテン。
キッチンには巨大なオーブンがあるものの、テレビもなく、あるのはラジオだけ。
家中の電気を全部つけても薄暗い。
オーブンの上には、いつ開けたのか分からないドンペリ。
ボッズが彼女と何かお祝いでもしたのかな・・・。
そして、ベッドサイドのテーブルの上には、ハワード・マークスの「ミスター・ナイス」。
『イギリスの小さな町の秀才が、オックスフォード大学で、それまでの学友達とは違ったタイプの学生達と知り合う。それがきっかけで大規模なドラッグ密売に手を染め、IRAと関わり、イギリス政府のスパイもするという波瀾(はらん)万丈のストーリー』で、実話なのだそう。
ミスター・ナイスなボッズのお陰で、非日常の古き良きイギリス生活を体験。
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